2011年3月15日火曜日

目頭が熱くなる九州新幹線全線開業CM

今回の震災で、鉄道インフラの重要性をより実感した方も多いのではないだろうか。
その震災の翌日に「九州における今世紀最大のイベント」とまで言われた九州新幹線が全線開業した。

東日本大震災に配慮し、テープカットもくす玉割もない静かな出発となったが、地元では大きな期待が寄せられている。
それもそのはず、1973年の整備計画決定から38年経っての完成だという。

これで山陽新幹線との直通運転も始まり、青森から鹿児島まで約2,000Kmが新幹線で結ばれたことになる。
時短効果とともに、ヒト・モノ・カネの流通が活発になり、九州新幹線全体の総事業費約1兆9,200億円に対し、国は経済波及効果を7兆6,600億円と試算しているとのこと。

現在、九州新幹線全線開通のプロモーション映像がYouTubeで公開されており、地元に愛された映像が、多くの視聴者の心を打っている。

最後にナレーションで流れるコメントがまた素敵である。
「一つになった九州から新しい力が生まれています。」
「一つになった九州から日本は楽しくなるはずです。」

たった線路一本の事かもしれないが、九州を一つにした線路は、福島、宮城、岩手を通り、青森までつながっているのだ。
このタイミングだからかもしれないが、「つながっている」ことに目頭が熱くなる。






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