2009年4月9日木曜日

中年になるとオナラの量が増える原因について調べてみた

先日、オナラが出過ぎて困ると言う友人の話しがあった。
なんでも銀行のATMで出てしまい自分自身で驚いたそうだ。
確かに年を重ねるとオナラが出やすくなるのは自身にも経験がある。

これはお尻の筋肉が弱ってきたからなのか、腸の動きが悪いからなのか。
そこで、中年になるとオナラの量が増えてしまう原因について調べてみた。

そもそもオナラとは、腸内で発生したガスが吸収されず排泄されたもの。
だから食べ物によって匂いも異なる。
また、ストレスなどで自律神経が乱れ腸内の悪玉菌が活発になり、腸内環境を悪化させ有毒ガスが発生する場合もあるという。
ちなみに成人の場合、1日の量は約1~3ccとなり、1回に出る量は0.1cc位なので、無意識に出ているオナラも含めると、1日に10回以上はオナラが出ていることになるそうだ。


次にオナラの成分についてみてみると、成分の7割は窒素や水素、炭酸ガスやメタン、酸素になっている。
これは、食事の際に口から入った空気がオナラとしても出ているということ。
残りの2割が血液中のガスが腸へと出てきたもの、そして1割が食べ物のカスが分解されてできたガスによるものらしい。
7割が口から吸い込んだ空気と言うのは意外ではないだろうか。

少し逸れるが、オナラの種類に発酵型と腐敗型がある。
発酵型は、腸内で善玉菌が炭水化物を分解し、二酸化炭素や水蒸気を出すため臭くない。
さらに腸を刺激し機能を高めてくれるメリットまであるそうだ。
ただデメリットは、「プ〜」という大きな音が出てしまうということ。
これは腸内のガス量が増えて、肛門の括約筋が中からの圧力によって瞬間的に解放され勢いよく出るためである。

逆に腐敗型は、腸内で消化されなかったタンパク質を悪玉菌が腐敗させてできるガスになるので臭い。
肉類やネギ類などを食べた翌日の臭いオナラがこれに当てはまる。
腐敗型のオナラは切れの良い「ブッ」という音か、もしくは無音のおならになるようだ。
「すかしっ屁」が卵を腐らせたような臭いになるのは、このような理由がある。

さて、本題のオナラの量の増加について迫ってみる。
中年になりオナラが増えた主な原因は、以下の通りである。

●内蔵疾患のため。
胃腸に異常がある場合、腸炎や慢性胃炎、直腸に潰瘍がある場合などだ。
これは病気なので早めに対処した方が良い。痛みなど気になれば検診するべきである。

●飲み過ぎのため。
炭酸飲料の飲み過ぎで、体内で炭酸ガスが大量に作られ腸内に運ばれる。
ゲップが出るのと同じ理論。ビールの飲み過ぎも要注意だ。

●不安定な食生活のため。
こってりした肉料理より野菜たっぷりの食事を好むようになると、大腸で穀物や野菜が分解される時に発生するガス量が増える。
これは中年になり健康を気にしたがため、実はオナラの量が増えていたということ。
ただファーストフードなど動物性タンパク質を多く摂取すると匂いの原因にもなってしまうので、こちらも注意が必要。

●ストレスで吸い込む空気が増えたため。
口から取り込む空気が多くなってしまう場合で、これが最大の原因かもしれない。
中年になると会社や家庭などで知らず知らずにストレスが溜まり、つばを飲み込む回数が多くなると言う。
また、時間に余裕が無く急いで食事をすることも空気を飲み込みやすくなる原因となっている。
これは消化が悪くなり、未消化の食べ物が腸に長く滞在することで、出やすくなることにもなっている。
さらに驚きなのは、ガムも空気を飲み込みやすいものの一つということ。
エチケットとしてガムを噛む回数が増えると、実はオナラが出やすくなるのだ。
上の口のエチケットは守れば守るほど、下のお口のエチケットが守れなくなると言うジレンマが生じてしまう。

以上から、食生活の変化やストレスが原因と言える。
ストレスや緊張などで、つばを飲み込む回数が増え、それが原因になっているというのは新しい発見である。

よって、オナラの量に悩んでいる中年諸君は、まずはストレス発散を心掛け、つばをのみ込まないように意識することが大切。
また食生活もマメ類やイモ類など、繊維の多い炭水化物は、ガスが大量に生じるので、控えた方が良い。
炭酸系の飲み物や、ビール・芋焼酎なども避けるべきだ。
そして何と言っても、ガムは空気をのみ込みやすいので、控えめにした方が良いだろう。

最近オナラの量で悩んでいる方は、実践してみてはいかがだろうか。
しかし、オナラひとつに、青年から中年に移行する悲哀みたいなものも感じてしまうから不思議である。


1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

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