2011年3月16日水曜日

ラグビーW杯 半年後の今日「JPN vs NZ」キックオフ

現在、東北地方太平洋沖地震に対する各国からの支援の申し入れが102カ国・地域と14機関に上っているという。
阪神大震災では地震発生5日目で53カ国から支援の申し入れがあったようだが、今回はそれを大幅に上回る過去最大の規模とのこと。
世界中が日本の支援と復興を願い迅速な対応をしている様子には本当に力強く嬉しい限りだ。

その中でも、2月の地震で大きな被害を受けたニュージーランドからの支援は本当に心が暖まる。

ニュージーランドのキー首相は日本の地震を受けすぐさま、先月の大地震で日本は多大な支援を行ってくれたとし「今度はわれわれが日本にできる限りの支援を行う番だ」と表明。
また先頃の管総理との電話会談では、
「クライストチャーチでの地震を経験した直後でもあり、全てのニュージーランド国民が今回の日本での地震災害に心を揺さぶられている。ニュージーランドは日本の友人であり、今後ともいかなる支援も行う用意がある。日本の人々が悲劇から立ち上がり、力強く復興の道を歩むものと確信している」などと改めて支援の表明があった。

ニュージーランドといえば、本年ラグビーワールドカップが開催される国である。
そして奇しくも半年後の今日「9月16日」は、日本とニュージーランドの対戦が決まっているのだ。

日本は予選プールA組で、「ニュージーランド」「フランス」「トンガ」「カナダ」との対戦が決定しており、その予選2試合目の対戦相手が、強豪ニュージーランドとなっている。

さらに前回のワールドカップから日本を強化・育成し、チームを束ねているヘッドコーチこそが、第1回ワールドカップでトライ王に輝いたニュージーランドの伝説のプレーヤー「ジョン・カーワン」なのである。
なんとも、今年はニュージーランドとは運命で結ばれている気がしてならない。

両国とも今は地震で深い悲しみに包まれているが、これからは復興を目指し頑張らなければならない。
ラグビーワールドカップは世界において、サッカーワールドカップ、オリンピックに続く大規模な大会であるが、残念ながら日本では大きな話題にならない。
それでも両国のアツいプレーはラグビーファンならずとも多くの勇気を与えてくれるはずだ。
半年後にキックオフされる素晴らしい試合を期待してやまない。
そして今からワクワクがとまらない。

こちらは、2011年ラグビーワールドカップのプロモーション映像。
開催地ニュージーランドの自然の豊かさと情熱が描かれている。




そして、こちらは前回2007年ワールドカップのハイライト。
南アフリカが個人力もチーム力も他を圧倒し2回目の優勝を飾った。
表彰式には映画インビクタスの主役でもあるマンデラ元大統領も参加し大きな感動を呼んだ。




最後は前回2007年ワールドカップ「日本vsカナダ」
7点ビハインドの後半ロスタイムにトライし、その後ゴールキックを決めて奇跡の同点劇。
多くのラグビーファンが胸を熱くした試合だ。
カナダとは今回も同じ予選プールとなっている。今度こそ勝ちたい。




0 件のコメント: