tag:blogger.com,1999:blog-55487622241001772662024-03-05T14:06:50.661+09:00NO TRY,NO LIFE.TRYなくして成長なし!日々の気づきを中心に音楽や本のレビューを更新中!!Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.comBlogger678125tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-58414486049564132012017-10-11T23:23:00.004+09:002017-10-11T23:23:55.522+09:00【BOOK MEMO】エディー・ジョーンズとの対話 コーチングとは「信じること」エディー・ジョーンズとの対話
コーチングとは「信じること」 (著)生島淳<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&t=miyapu-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4163903232&linkId=ebf55f78f4abf9258ce36ca12aaa0fba&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;">
</iframe><br />
<br />
<br />
成功しているチーム<br />
・ハードワーク<br />
・楽しさ<br />
・規律 ディシプリン<br />
・柔軟性 フレキシビリティ<br />
<br />
毎朝思いついたことを5つくらい書き出し、それを手帳に書いて見返せるようにする<br />
<br />
日本人は区切りのある競技が得意だし好き<br />
例えば、<br />
野球、バレーボール、相撲、など間合いが好き<br />
だから、ナイスタックルで満足してハッピーになってしまう。<br />
サッカーやラグビー、バスケットボールなど、連続性が重視されるスポーツでは、海外とフィジカル以外にも、流れの中での動きや判断力に大きな差がある。<br />
<br />
スマホは最悪、アスリートにとって一番悪い
自然と視野を狭くしている。<br />
携帯をいじることで視野狭搾(てへんなし)のトレーニングをしているようなもの。<br />
<br />
日本では子供の時にタックルやラックのスイープの練習をするが、子供の時に必要なのはパスとキャッチ。<br />
いつどのようなパスをしたらいいのか、そうしたスキルを教える必要がある。<br />
ディフェンスはモチベーションが高ければ自然と上向くものだが、アタックは決断する選択肢が膨大で小さい頃からの積み重ねが必要。<br />
一般的に日本ではディフェンスの練習に時間を費やすことが多い。<br />
<br />
例えば、<br />
アメリカでは、投手が全部三振でアウトにしたらその練習は無駄だよね?だったら打撃練習に費やしたほうがよくない?<br />
打たなくては野球は勝てないという前向きなオフェンスの発想。<br />
<br />
<br />
以上Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-909051962693878082017-10-11T23:15:00.001+09:002017-10-11T23:16:27.406+09:00【BOOK MEMO】コトラーのマーケティング4.0コトラーのマーケティング4.0 (著)フィリップ・コトラー<br />
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&t=miyapu-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4023316156&linkId=f6b423763699f9c20c631373dbc301c6&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;">
</iframe>
<br />
<br />
<br />
コトラー氏の最新作。<br />
「マーケティングの未来と日本」続き読了。<br />
<br />
以下メモ<br />
----------------------------<br />
<br />
マーケターが前進するための課題<br />
①顧客の関心を勝ち取る<br />
「ワオ(すごい)!」と思わせる要素を持つブランドだけが、メッセージに耳を傾けたり推奨したりする価値があるものになる<br />
②ブランドに関するカンバセーション(ネット上や直接の会話)を生み出す<br />
ブランドを支持する方向に誘導してくれる忠実な推奨者が確実に存在するようにしておく必要がある<br />
<br />
・NPS ネットプロモータースコア(正味推奨者比率)<br />
批判者の割合を差し引いた推奨者の割合によって表される<br />
ロイヤルティの追跡調査に役立つが、重要な知見が見落としてしまう<br />
<br />
例えば、<br />
マクドナルドはラバー(大好きになる顧客)が33%、ヘイター(大嫌いになる顧客)29%で、均衡に近い二極化<br />
スターバックスはラバー30%、ヘイター23%<br />
NPSの観点からはこの2つのブランドは極めて低いが、別の視点から見ると、ヘイターグループはラバーグループを活性化して、批判から擁護させるための必要悪になっている。<br />
好意的な意見と批判的な意見の両方がなければ、ブランドに関するカンバセーションは面白みのないものになり、人々を魅了しなくなる。<br />
<br />
強いブランドは特定の市場セグメントには支持されないが、これらのブランドが獲得を目指すべきものは、最高のセールスブタン、デジタル世界で喜んで擁護してくれるラバー集団。<br />
<br />
・デジタル時代における3つの重要なセグメント<br />
デジタル時代におけるもっとも影響力のあるセグメントである<br />
YWN:若者(youth)、女性(women)、ネティズン(netizen)に力を集中すべき<br />
<br />
ネティズンは、インターネットでコンテンツを消費するだけでなく、インターネットに積極的に貢献する人々。<br />
他社に影響を及ぼし、常につながっていて貢献したいという欲求がある。<br />
最も広く使われいてるのは、フェイスブック、ワッツアップ、タンブラー、インスタグラムなどのSNSや、メッセージアプリである。<br />
<br />
・マーケティング・ミックスの4Pから4Cへ<br />
co-creation 共創<br />
currency 通貨<br />
communal activation 共同活性化<br />
conversation カンバセーション<br />
<br />
デジタル経済では、共創が新しい製品開発戦略になる。<br />
コンセプト考案段階の初期から顧客を巻き込んだ共創は、製品開発の成功率を高めてくれる。<br />
共創によって、顧客が製品・サービスをカスタマイズしたり、パーソナライズしたりできるようになり、ひいては、より優れた価値提案を生み出すことができるからだ。<br />
<br />
・顧客と有意義なつながりを築く<br />
タッチポイントやメッセージ量の増大が必ずしも影響力の増大にはつながらない。<br />
必要なのは、他社より目立つこと、そして、ごく少数の重要なタッチポイントで顧客と有意義なつながりを築くこと。<br />
ブランドの推奨者にするために必要なのは、ブランドからのわずか一瞬の予期せぬ感動だけ。<br />
<br />
接続性以前の時代のロイヤルティは、顧客維持率、再購入率で説明されていた。<br />
接続性の時代のロイヤルティは究極的には、ブランドを推奨する意志として定義される。<br />
<br />
顧客は特定のブランドを、購入サイクルが長いために、連続的に再購入する必要はないかもしれない。<br />
だが、ブランドに満足していれば、現在はそれを使っていなくても、進んで推奨するだろう。<br />
<br />
・デジタル経済における、カスタマー・ジャーニー<br />
顧客間の接続性を反映した5Aで説明し直されるべき。<br />
認知(aware)、訴求(appeal)、調査(ask)、行動(act)、推奨(advocate)<br />
マーケティング4.0のコンセプトは、顧客を認知から推奨に進ませる事を究極の目標とする。<br />
<br />
今日の顧客は、自身の影響や外的影響よりも、他社の影響に大きく左右される。<br />
2015年のニールセンの調査によると、回答者の83%が友人や家族を最も信頼できる広告源にしており、66%がオンライン上に投稿された他社の意見に注意を払っていることが明らかになっている。<br />
<br />
・新しい測定指標の導入<br />
5Aに沿って測定する価値があるのは2つの指標<br />
①購買行動率(PAR)=購買行動をとる人の数/認知している人の数<br />
→ブランド認知を購買にコンバートするのにどれくらい成功しているか<br />
②ブランド推奨率(BAR)=自発的に推奨する人の数/認知している人の数<br />
→ブランド認知を推奨にコンバートするのにどれくらい成功しているか<br />
<br />
・コンテンツ・マーケティングの評価<br />
①世間に知られているか(認知):到達範囲と認知度(例:imp、UU、ブランド想起率)<br />
②関心を持てるか(訴求):関心を引いたか(例:PV、直帰率、サイト滞在時間)<br />
③検索できるか(調査):検索エンジンでコンテンツがどれくらい容易に見つけられるか(例:特定キーワードの検索順位、検索エンジンの参照件数)<br />
④行動につなげられるか(行動):最も重要。コンテンツが顧客を行動に進ませることにどの程度成功したか(例:CTR、CTA、CVR)<br />
⑤シェアできるか(推奨):推奨の代替値を追跡する必要がある(例:シェア率、エンゲージメント率)<br />
<br />
以上Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-20055341421781133532017-10-11T22:24:00.000+09:002017-10-11T23:16:40.575+09:00【BOOK MEMO】戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則 (著)本田哲也<br />
<br />
<br />
5年振りに読んだ本田氏の著書。以下メモ<br />
<br />
----------------------------<br />
<br />
・属性順位転換<br />
「いい○○」という定義がAからBに変わる=買う理由が変化する<br />
→「いい○○」を再定義することで、新しい「買う理由」が生まれる<br />
<br />
例えば、<br />
過去)とにかく白く洗い上がるのがいい洗剤<br />
現在)除菌できるのがいい洗剤<br />
<br />
過去)厳しく教えてくれるのがいい教習所<br />
現在)ほめて伸ばすのがいい教習所<br />
<br />
過去)遠くの憧れの存在がアイドル<br />
現在)会いに行ける存在がアイドル<br />
<br />
90年代)ラグジュアリーで乗り心地のよい自動車がいい車<br />
00年代)子供たちが楽しめる便利で快適な車内空間があることがいい車<br />
10年代)家計や環境への低負荷がいい車<br />
<br />
・関心テーマのフレームワーク<br />
「空気」をつくるために、商品を使う人の「生活者の」関心と結びつける
以下三位一体となる「テーマ」を見出すことがポイント<br />
<br />
①商品便益:商品やサービスが提供する機能、既存品や競合との差別化のポイント<br />
②世の中の関心事:世間や第三者が気になっていることと、世間の話題<br />
③生活者の関心ごととメリット:商品やサービスを使う人が抱えている問題、その解決<br />
<br />
・戦略PRの6つの要素<br />
戦略PRの目的は情報をばらまくことではなく、人のビヘイビアチェンジ(行動変容)。<br />
戦略を立てるために不可欠なのが「社会関心」「みんなの気になること」に目をつける。
「社会関心」をいかに料理するかという発想が必要。<br />
<br />
①「おおやけ」の要素:「社会性」の担保<br />
→世の中のニーズや社会課題と自社や商品を結びつける視点<br />
②「ばったり」の要素:「偶然性」の担保<br />
→情報洪水の中で、偶然出会う(出会ったと思える)情報の価値<br />
③「おすみつき」の要素:「信頼性」の担保<br />
→第三者発信によって得られる信頼性<br />
④「そもそも」の要素:「普遍性」の視座<br />
→「よくぞ言ってくれた!」という人々の潜在的な普遍性に訴えかけるもの<br />
⑤「しみじみ」の要素:「当事者性」の醸成<br />
→情緒的要素でもたらす当事者性(ストーリーテリング)<br />
⑥「かけてとく」の要素:「機知性」の発揮<br />
→「やられた!」というウィットや頓智にみられる、機知とリアルタイム性に富んだコミュニケーション<br />
<br />
・分散型メディア
コンテンツに「たどりつかせる」というこれまでの発想から、コンテンツが「出会いに行く」という発想にシフトしている。<br />
これまでのデジタルメディアは、「どれだけ自前サイトに流入させるか、そしてサイトのPVをあげるか」という発想。
その発想は逆転しようとしている。<br />
<br />
例えば、<br />
バズフィードは、「ソーシャルメディアには、情報のリンクではなくコンテンツそのものを流すべきだ」と明言し、自前サイトへの検索流入はわずか2%で、SNSにおける月間CV(コンテンツビュー)は世界で70億CVに達している。<br />
<br />
・インフルエンサー活用のクリエイティビティ<br />
「疾患の啓発だからドクター」「ファッションのPRだからモデル」「テック系の商品だからテック系ブロガー」以外にもチャンスがある<br />
<br />
例えば、<br />
ブラジルの若者は皮膚科医の声に耳を傾けない
でも、若者に人気のあるインフルエンサーに「初期検診に行きましょう」といった行動に出ず、
若者に身近で共感も得られ、かつ「皮膚のこと」にも関係している、事実系と共感系のハイブリッドなタトゥーアーティストというインフルエンサーを起用した。<br />
<br />
<br />
以上<br />
<br />Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-85085765638654306022015-09-23T08:32:00.003+09:002015-09-23T08:39:56.913+09:00ラグビーW杯 ジャパンが南アフリカに勝てた7つの理由ラグビーワールドカップ2015が幕を開け、ジャパンが南アフリカに歴史的勝利をおさめた。<br />
深夜にもかかわらず熱く興奮し鳥肌が立った。涙した。忘れられない一日となった。<br />
<br />
<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiz93eMUwHYGtvta1WiUcDrubTxFmruqJKIVcYSCGLCoM3R64jZepReJv1xZnz0l46Xy9nsxou6mOVyBmyPoziZTLkkCU0AIOVaSgLBfl-33oYzebC9V3QYE8SQVPGpsp0LixNXnlof1EA/s1600/10421340_951748441534594_1375695111269281719_n-960x630.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="210" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiz93eMUwHYGtvta1WiUcDrubTxFmruqJKIVcYSCGLCoM3R64jZepReJv1xZnz0l46Xy9nsxou6mOVyBmyPoziZTLkkCU0AIOVaSgLBfl-33oYzebC9V3QYE8SQVPGpsp0LixNXnlof1EA/s320/10421340_951748441534594_1375695111269281719_n-960x630.jpg" width="320" /></a></div>
<br />
連日メディアでは「奇跡」「大事件」と報道され、ラグビーファンであるほど南アフリカの強さを知っているため予想し得なかった勝利だったはずだ。<br />
しかしエディHCや岩渕GM、そして選手たちは「勝つために準備してきた」「厳しい練習の延長線上で価値があった」とし、既に予選突破に向けて次の試合に意識が向いている。<br />
2019年のワールドカップ自国開催に向けて、選手やスタッフの意識の高さに驚く。<br />
<br />
岩渕GM氏の試合後のコメントは以下の通り。<br />
<blockquote class="tr_bq">
私自身の気持ちは、意外なほど落ち着いています。私たちは、この試合に勝つためだけに数週間、数カ月前から準備をしてきたわけではないからです。むしろ今回の試合結果は、あくまでも世界に勝てるチーム作りを目指していく上での1つのステップ、4年前からやってきた練習の積み重ねの結果に過ぎないとも言えます。</blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
その意味で今回の勝利は、奇跡の勝利などでもありません。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
ラグビー界の常識から見れば、日本の勝利は奇跡のように映るでしょう。しかし私たちが取り組んできたのは、奇跡の力などに頼らなくても勝てるようにする――当たり前のプレーを、当たり前のようにできるチームを作ることでした。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
(中略)今回の勝利は、スーパーラグビーへの参戦、そして2019年には世界でベスト4に入り、W杯日本大会が始まる際には優勝を狙えると公言できるようなっておくという目標を達成するためのステップでしかありません。(<a href="http://number.bunshun.jp/articles/-/824197" target="_blank">NumberWebより</a>)</blockquote>
ジャパンがいかに意識改革して試合に臨んでいるか、そして目標を実現するための準備を徹底して行なってきたかが分かる。<br />
<br />
今回のジャパンの勝因は各メディアや解説者が分析しており、岩渕GMは相手に力負けしなかったのが最大の勝因になったと語っている。<br />
果たして過去大会と比較して何が違ったのか。<br />
一ファンとしてワールドカップで勝利した理由を7つにまとめてみた。<br />
<div class="p1">
<br />
<u><b>①ハンドリングエラーの少なさ</b></u><br />
極度の緊張や相手ディフェンスのプレッシャーからか、過去の大会で目立ったのがハンドリングエラーの多さ。<br />
ジャパンが勝つために「素早いパスまわしをする」ということは今までも語られてきた事だが、ノックオンでアタックが続かない事がしばしば見受けられた。<br />
それが今回はほとんどハンドリングエラーをしていない。<br />
これもプレッシャーのかかる場面を想定して意識の高い練習をしてきた成果なのだろう。<br />
また天候がよくワイドに展開したいジャパンには好条件だったとも言える。<br />
<br />
<u><b>②セットプレーの安定感</b></u><br />
アタックの起点になる「スクラム」「ラインアウト」がとても安定していた。<br />
スクラムは素早く球出しすることで相手のパワーを無力化していたし、ラインアウトは多くのサインプレーにより的を絞らせなかった。<br />
1つめのトライはラインアウトからのモール、2つめのトライはラインアウトからのBKのサインプレー、3つめのトライはスクラムからと、セットプレーから全てのトライに結びついた。<br />
スクラムはマルク・ダルマゾ氏(元フランス代表)、ラインアウトはボーズウィック氏(元イングランド代表)と、両FWコーチによる成果といえるのだろう。<br />
<br />
<u><b>③ディフェンス、ディフェンス、ディフェンス</b></u><br />
とにかくディフェンスが素晴らしかった。受ける事なく前に出てタックルをし続けた。<br />
特にラインアウトのディフェンスでは、極端なくらい上がりが速かった。<br />
大きい相手に徹底して2人でタックルをし、タックル後にはすぐに起き上がってまたタックル。その繰り返しは圧倒的だった。<br />
だからこそ反則も少なく相手が攻めるチャンスを与えなかった。<br />
そして自陣に攻め込まれているシーンで幾度となく南アフリカからターンオーバーをし相手のチャンスを潰すことができた。<br />
<br /></div>
<u><b>④リザーブメンバーの活躍</b></u><br />
代表メンバー全員が厳しい練習を共にし、テストマッチや海外遠征も豊富に積んできただけに選手層が厚い。<br />
後半メンバーが大きく入れ替わっても流れは切れず、むしろペースアップしたのだから驚く。<br />
そしてジャパンにもインパクトプレーヤーがいたことは衝撃を与えた。<br />
フランスのシャバル、オールブラックスのソニー・ビル・ウイリアムズなど、強国には試合が停滞しているときに流れを変えるインパクトプレーヤーがいる。<br />
今回オールブラックスとアルゼンチンの試合では、なかなか試合のペースが掴めないオールブラックスは途中からソニー・ビル・ウイリアムズを入れ見事に主導権を握る事ができた。<br />
今回ジャパンでそのシーンが見られるとは思わなかった。<br />
アマナキ・レレイ・マフィは交替後に、いきなり相手選手を吹っ飛ばし強烈なインパクを残した。その後も何度もゲイン突破でジャパンに推進力を与えた。<br />
小兵のジャパンにこんなにフィジカルの強い選手がいるのかと相手は警戒したのではないか。味方もそのプレーで精神的に優位にたったはずだ。<br />
最後にトライを決めたヘスケスも素晴らしかった<br />
<br />
<u><b>⑤驚異的なフィットネス</b></u><br />
前半までは善戦する、でも後半20分以降は足が止まって差が開く。これはワールドカップでいつも見る光景だ。<br />
ラグビーはコンタクトプレーが続くため、体格差の劣る日本はコンタクトプレーで蓄積された疲労が後半テキメンに表れる。<br />
でも今回は違った。むしろ後半20分以降に相手の足は止まり日本は走り続けた。<br />
ラストプレーでの逆転トライがまさにその結果だ。<br />
15人平均で身長6センチ、体重6キロ重い相手に計127回のタックル(南アは102回)をしており疲労度は相当なもの。<br />
それでも最後までは走り続けられるというのは驚異的なフィットネスだ。<br />
<span style="background-color: white; color: #2a2928; font-family: メイリオ, Meiryo, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'MS ゴシック', 'MS Gothic', Osaka-等幅, Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif; font-size: 16px; letter-spacing: 1.3px; line-height: 25.6px;"><br /></span><u><b>⑥奇策</b></u><br />
左右高低に蹴るキックオフでは、相手の高さや走力を無力化にした。<br />
素早い球入れやキャッチング後にポイントをずらすラインアウトでは、的を絞らせず常に警戒心を与え続けた。<br />
ワールドカップという大舞台では相手に飲まれることが多かったジャパンだが、南アフリカ対策の奇策で相手はペースを掴む事ができなかった。<br />
しかし南アフリカ相手にパニックにならず奇策を仕掛けることができたのも、フィットネスの高さから冷静な判断力が継続できたからだろう。<br />
<br />
<div class="p1">
<u><b>⑦気持ちの充実</b></u><br />
試合を通して印象的だったのは選手が時折見せる笑顔だ。<br />
ハードワークしながらも試合を楽しんでいるようでもあった。</div>
<div class="p1">
世界一過酷なトレーニングを積んできたという自信がそうさせているのだろうか。<br />
王者に対して真正面から戦うひたむきな姿勢は、会場を震わせ大きなジャパンコールにもつながった。</div>
<div class="p1">
漫画スラムダンクでの湘北と山王工業の試合が現実に起こったのだ。<br />
まさに心技体の充実。勝ちにこだわり続けた精神力、心のコンディションづくりが素晴らしかった。<br />
<br />
日本ラグビーの歴史が変わった試合をリアルタイムで体感する事ができた幸運に感謝。<br />
感動をありがとうございました。</div>
<br />
<br />
<iframe allowfullscreen="" frameborder="0" height="270" src="https://www.youtube.com/embed/Syqs9PqtNcs" width="480"></iframe>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-70866691708347627812015-08-30T07:30:00.003+09:002017-10-11T22:05:42.849+09:00【BOOK MEMO】コンテンツの秘密コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと (著)川上 量生
<br />
<br />
<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=miyapu-22&o=9&p=8&l=as4&m=amazon&f=ifr&ref=ss_til&asins=4140884584" style="height: 240px; width: 120px;"></iframe>
<br />
<br />
川上氏が、ジブリの鈴木プロデューサーや、宮崎駿、高畑勲、庵野秀明など名監督たちとの会話をヒントにコンテンツの定義について追求した本で、一つ一つの疑問を理論的に紐解いているため非常に面白い。<br />
<br />
本書の本質とは異なるが、興味深かったエピソードを幾つかピックアップ。<br />
<br />
1990年代にミリオンヒットを連発したビーインググループの創業者である長戸大幸氏によると、ボーカルの才能でいちばん重要な要素は歌詞がはっきりと聴き取りやすい声質であること。<br />
当時ビーイングでは、街の雑音の中でも曲の歌詞が聞き取れるように、曲に比べてボーカルの音量を大きめのバランスに設定したという。カラオケの大流行もあり歌詞が聴き取りやすい事が重要だったのだそうだ。<br />
音楽のプロやマニアからするとバランスが悪く聞こえるかもしれないが、ふつうの人ほど歌詞が聴き取りやすくて分かりやすい音楽を選ぶという。<br />
<br />
また川上氏が手掛けたドワンゴの着メロ制作において、当初優秀な音大生に制作を依頼したところ、ふつうの人よりも多くの楽器の音を聞き分けられるため原曲に近い着メロをつくるのだが、高校生にはやかましく感じてしまい評判が悪かったという。楽器の音の数は本物に近いのにむしろ本物に聞こえないという矛盾が起きたそうだ。<br />
さらに音大生は音割れを嫌いボリュームを調整していたが、高校生はたとえ音が割れても、音が大きいほうが質の高い着メロと判断する事が実験の結果としてわかったという。<br />
<br />
これらから川上氏は以下のようにまとめている。<br />
<blockquote class="tr_bq">
“コンテンツのつくり手側の人たちは、プロであればあるほど、とかく「本物」を届ける事にこだわりがちです。しかし長戸大幸さんがボーカルの声の聴き取りやすさを重視した例や、ぼくらの着メロサイトが音圧をあげる事で支持された例のように、一般の消費者のなかでも感度の高い人たちこそ、プロやマニアが軽視しがちなコンテンツの原初的な特徴の「分かりやすさ」を求める傾向があるというのは、まじめに受け止める事実であるようにぼくは思います。”</blockquote>
<br />
プロデューサーの立場として「ふつうの人はどう感じるのか」という顧客視点の重要性を感じるエピソードである。<br />
<br />
もう一つはコンテンツのパターン化とオリジナリティについて。<br />
<br />
インターネットの登場でユーザー自身がコンテンツをつくり発表できる場が増え、総クリエイター時代といわれて久しい。集合知という言葉が流行り、UGCサイトは世界中のユーザーがコンテンツをつくるので競争も生まれクオリティが上がると言われていた。<br />
<br />
しかし川上氏はユーザーが自由にコンテンツをつくるUGCサイトは、コンテンツの実質的な多様性を減らす作用があるという。<br />
<br />
<blockquote class="tr_bq">
“一般にユーザーが望むコンテンツのパターンというのは、実は少ないのです。ユーザーの欲望に忠実であろうとすればするほど、できあがるコンテンツは画一化してしまいます。UGCサイトではユーザーが無料でたくさんコンテンツをつくるから、競争の結果質も上がるし、多様性もあるというのは嘘であり、競争をおこなえばおこなうほど多様性は減っていくのです。<br />
コンテンツの多様性を守るためには激しい競争(お金が儲かる)をしてはいけないのです。”</blockquote>
<br />
見せ方は違えど、現在のソーシャルゲームも、いかにも違った作品のように見せているがパターンは同じとのこと。これは音楽や映画、書籍の世界でもいえることだろう。<br />
<br />
プロデュースの上ではユーザー視点が必要である一方で、コンテンツ制作の上ではユーザーの欲望に忠実である必要はない。<br />
以前から意識しているが、このバランス感覚は重要に思う。<br />
<br />Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-10025827344374425192015-08-21T13:47:00.002+09:002017-10-11T22:13:11.230+09:00【BOOK MEMO】ザ・プラットフォームザ・プラットフォーム (著)尾原和啓<br />
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<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=tf_til&t=miyapu-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=B00YJGMAMC&linkId=48287f9a69df20abb28ec3ea1d8e5390&bc1=FFFFFF&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066C0&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;">
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6〜7年前にAppleが「iTunes」「iTunes Store」「appleTV」でプラットフォーム化を始めたり、地デジの開始やスマートフォンの広がりでインターネットと生活が密接になったこともあり「プラットフォーム」という言葉は本屋などでもよく見かけたが、最近また改めて話題になる事が多い。
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ITにおける「プラットフォーム」の意味合いとして、以前はリアルとネットをボーダレスにしタッチポイントを増やす事でユーザーを囲い込むことを目指していた印象だが、現在はソーシャルメディアなどユーザー参加型で形成される事が多いからかネット内においてユーザーを囲い込むことが目的になっているように感じる。<br />
これもまた、ネットが「オープン」から「クローズド」へ時代が流れているからなのか。<br />
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特にメモとして残したいポイントを本書より抜粋。
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<blockquote class="tr_bq">
“グーグルは検索エンジンの結果を、それおれ個人の履歴にもとづいて「パーソナライゼーション」しようとしました。ウェブページを見た履歴や、どんなキーワードで検索したかを分析しながら検索結果を出すことで、使う人にとってより便利で心地のいいものにしようとしたのです。パーソナライズをする方が、そのサービスをより長く使ってくれる傾向が高まるのです。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
しかし、そうした施策が必ずしもいいことだとはかぎりません。グーグルが私たちの気づかないあいだ、知らず知らずのうちに検索結果をパーソナライズして表示しているとしたら、私たちは新しい情報に触れる機会を失ってしまいます。さらには、自分にとって都合のよい結果だけが表示される事で、自分が今抱いている世界観をより強固にするばかりで、自己批判する事ができなくなってしまいます。”
</blockquote>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
“海外のECサイトのように、商品のスペックだけを記した簡素なページにしてしまうと、そこで人気になる商品は「最安値」や「納期最短」だけになってしまいます。つまり、すでにほしい商品がはっきりとしている人が、単にわかりやすく得しそうな商品を買うだけの場になってしまうのです。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
それに対して、楽天の店舗ページのデザインは、各店舗が試行錯誤のなかでたどり着いたものです。個別ページの編集権を楽天が店舗にゆずりわたすことで、さまざまな試行錯誤が生まれたのです。それはロングテールとして存在する個性豊かな店舗たちが、一見してわかりづらいけれども個性的で魅力あふれた商品を売りたいと考え、そこで店舗と客の間に生まれる濃い接客のライブ感を大事にしたいと考えた結果として、生まれたものです。だからこそ、楽天の店舗ページは長くならざるを得ません。その商品が生まれたストーリーや店舗の思いが、ロングページで上から下へと語られていくのです。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
これこそがユーザーが心の中に物語を生み出す「商品を買いたくなるインターフェイス」なのです。言い換えれば、楽天は目的を持ってすぐに買い物を終わらせたい「検索買い」ではなく、迷う事も楽しむウィンドウショッピングのような「探索買い」なのです。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
こうした「探索買い」はスマートフォンの時代になればなるほど、増えていくだろうと私な考えております。「リーンバック(体を後ろに傾ける)」の時代になるほどインターネットへの向き合い方は受動的になり、ソファやベッドでだらだらと使うものになってきているのです。つまり「これを買う」という目的もなく「なにかほしいものがあったかな」と探索しながら買い物をするようになるのです。”
</blockquote>
<br />
ソーシャルメディアでの活動は嗜好性の合うクラスタやコミュニティで形成される事が多くどうしても視野が狭くなりがち。また関連商品や関連動画などのレコメンド機能も目先のCTRやCVRを高める機能としては貢献するが、多様性を提供できずマーケットの拡張にはつながりづらい。<br />
期待されていたキュレーションメディアにしても、ほとんどがYahoo!ニュースと同じで各メディアの記事を選別して提供しているだけで本当の意味でのキュレーション機能は果たされていないように思う。<br />
<br />
楽天の話は興味深いですね。インターネットが普及する前から、自らのフィルターを通して新しい発見や気づきを提供してきたショップスタッフには一日の長があるので、そのノウハウをオウンドメディアで活かし付加価値を提供できれば「最安値」や「納期最短」の争いから抜け出せることも期待できそうです。<br />
<br />Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-88497213710853261642015-08-20T11:49:00.000+09:002017-10-11T22:14:38.820+09:00【BOOK MEMO】鈴木さんにも分かるネットの未来鈴木さんにも分かるネットの未来 (著)川上 量生<br />
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<iframe frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" scrolling="no" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&t=miyapu-22&m=amazon&o=9&p=8&l=as1&IS1=1&detail=1&asins=4004315514&linkId=e72343cc0a1a4d62071d08d3c6398bfc&bc1=ffffff&lt1=_top&fc1=333333&lc1=0066c0&bg1=ffffff&f=ifr" style="height: 240px; width: 120px;">
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インターネットの現状の課題と未来の展望を丁寧に解説している良書。<br />
自身が日々漠然と感じていた事がロジカルに言葉としてまとめられていたので、共感できるとともに頭の中が一つ一つ整理されていった。<br />
プラットフォームやコンテンツでネットビジネスを展開している方におすすめしたい一冊。<br />
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特にメモとして残したいポイントを本書より抜粋。<br />
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<blockquote>
“既存のビジネスがネットに移行する場合には、付加価値がつくというよりも、ネットを利用したという名目による価格のディスカウントだけが武器になる場合が多いので、特に現在のビジネスがうまくいっていればいるほど、ネットにビジネスの主軸が移ったぶんだけ、市場規模と利益がむしろ減る傾向にあるんです。したがって、ネットで儲けるというテーマ設定自体がそもそも難しいのです。”</blockquote>
<br />
<blockquote class="tr_bq">
“コンテンツの複製コストがゼロであるなら、原価がゼロということだから、価格はゼロに近づくという理屈は、要するに価格競争がコンテンツ市場で成立するということを前提としています。コンテンツの価格は市場原理によって決まるのでしょうか?それはある意味正しいのですが、間違っている理解です。なぜなら、コンテンツはひとうひとつがユニークであり、基本的には同じものは存在しない独占商品であるという側面も持っているからです。</blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
コンテンツを無料でもいいから配布することでプロモーションをするという戦略は、まずコンテンツへの依存をつくるという意味では正しいのです。コンテンツを利用していない段階では、まだそのコンテンツのある生活に依存していないのですから、無料という価格が適切になりえます。そしてコンテンツにある程度、依存し始めた状態で課金をすれば、今度はお金を払ってくれる確率が高くなります。言い方は悪いですが、コンテンツビジネスというのは、人間をある種の中毒みたいな状態にすることでお金を払ってもらえるようにするという構造があるのです。</blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
コンテンツの価格は人間が持つそのコンテンツへの依存度で決まるというのが、僕の主張です。ですからコンテンツの価格の下限が複製コストで決まるのは確かとしても、実際の価格に複製コストはあまり関係しません。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<blockquote class="tr_bq">
“インターネット業界のほうでよく電子書籍の価格を安くすれば普及するんだと出版業界を非難する人がいますが、安くしなければ普及しないようなものを新しい時代のメディアだと主張するのはどうかしていると思います。長期的にはコストの安いデジタルコンテンツの価格が競争の結果として低下することはあっても、まだ普及していない段階で、デジタルコンテンツというプラットフォームが普及するためのコストを払うべきなのはプラットフォームを握っているインターネット業界側であって、コンテンツ側に低価格戦略を無理強いすることでプラットフォーム普及のための宣伝費を肩代わりさせるような理屈はおかしいのです。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<blockquote class="tr_bq">
“ネットでデジタルコンテンツの価格を安くせざるをえないのは、やはり違法コピーの存在でユーザーが持っているいるコンテンツの価格の相場観というのが崩れてしまったことが原因なのです。ネット上でのデジタルコンテンツだからといって全部が安くなるわけではありません。むしろ先ほどもいったように、新しいメディアの登場というのはコンテンツの価格を上げる絶好のチャンスなのです。違法コピーの存在がなければ、おそらくデジタルコンテンツの価格はむしろ上がった可能性が高いのです。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<blockquote class="tr_bq">
“ソーシャルゲームではサーバー上にデータが保存されていて、端末でデータをコピーするだけではゲームが遊べないので、実質的に違法コピーが不可能です。こういうものだと高い価格設定でも顧客はお金を払うのです。違法コピーの存在が、やはりコンテンツの価格を下げているのです。また、同じようにサーバにデータを保存するタイプのサービスでMMOと呼ばれる大人数で同時にやるゲームがあるのですが、CDもDVDも高い正規品は誰も買わないことで有名な中国でも大ヒットしています。コンテンツにお金を払わないと一般に思われている中国市場でも、コピーができないMMOではきちんと、しかも所得水準を考えると日本よりも高いお金が払われていたりするのです。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<blockquote class="tr_bq">
“音楽でも違法コピーが少ないために価格も高くなり、よく売れた事例を紹介しましょう。着うたと着うたフルです。ガラケーと呼ばれている携帯電話では、着うたや着うたフルの違法コピーが難しくなるような仕組みになっていました。結果、どうなったかというと、コンテンツの価格が高くても売れたのです。<br />
違法コピーが容易に手に入るiTunesとスマートフォンの時代になって、やっぱりデジタル音楽の価格は下がったし、市場も縮小したのです。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<blockquote class="tr_bq">
“ネット時代では手離れのよい楽なビジネスだと、プラットフォームが有利になりすぎてしまいコンテンツ側が不利なのです。大量複製して大量販売するだけのコンテンツ側にとって夢のような黄金時代は終わって、ネット時代には昔のように手離れの悪い地道な客商売が大切になるのです。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<blockquote class="tr_bq">
“コンテンツではなくプラットフォームが顧客を持っている構造だと、コンテンツ側は自分の顧客にアクセスするためにプラットフォームの助けが必要です。ビジネスをしたければプラットフォームと取引するしかありませんので、レベニューシェアの比率がプラットフォーム側に有利に変更されても文句はいえません。また、プラットフォーム上で顧客に告知するために、プラットフォーム側はコンテンツ側に広告料金を請求することも可能です。レベニューシェアの比率にせよ、広告料金にせよ、基本的にはプラットフォーム側が圧倒的に有利な立場ですから、長期的にはコンテンツホルダーは最良のケースでも、やっていけるかどうかの採算ラインギリギリまでしか、収益の配分を受けられなくなるでしょう。したがってプラットフォームの協力なしで販売できる顧客の数を確保するということが、収益を上げるうえではとても大事な財産になるのです。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<blockquote class="tr_bq">
“これまでのパッケージビジネスコンテンツのビジネスとはコピーする権利(複製権)を販売するモデルでした。複製権を販売するというモデルはネット時代には通用しないのです。複製権の販売もモデルの弱点は大きく二つあります。<br />
ひとつは違法コピーの問題です。デジタル時代には違法コピーがあまりに容易ですので、複製権自体の価値が下がってしまうのです。ですから、複製権以外の価値をつけないと大きな利潤はえられません。<br />
もうひとつの弱点は、プラットフォームの問題です。複製権をネットで販売するだけのモデルではプラットフォームに顧客情報を握られてしまうので、ほとんどの利益をプラットフォームに持っていかれてしまうのです。したがってCDやDVDや書籍などの従来のパッケージコンテンツ市場をたんにデジタル化して、流通をネットの巨大プラットフォームに置き換えただけのモデルには未来がないのです。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<blockquote class="tr_bq">
“複製権でのビジネスがネット時代には向いていないとしたら、コンテンツビジネスの進化は以下のとおりになるでしょう。 </blockquote>
<blockquote class="tr_bq">
・コンテンツが動的なものに変化していく<br />
・コピーしたコンテンツのデータではなく、コンテンツをコピーするサービスに対してお金を払うようになる。<br />
・コンテンツそのものではなく、クリエイターとのコミュニケーションにお金を払うようになる。<br />
・クリエイターがコミュニケーションができない場合には、編集者あるいはプロデューサーがファンとのコミュニケーションを代行するような分業が進む。そしてファンとのコミュニケーションを代行できることは。プロデューサーにとって必須能力となる。<br />
・コンテンツ側は複数のプラットフォームをプロモーションを目的として使い分け、収益は自分たちでつくったファンクラブ型の独自プラットフォームであげるようになる。<br />
・コンテンツの定額使い放題モデルにはパッケージ市場の崩壊とともに新しいコンテンツが集まらなくなり、サービス事業者は自分達でコンテンツをつくりはじめる。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<blockquote class="tr_bq">
“定額の月額料金を支払えばすべてのコンテンツが無料で利用できるというサービスモデルがネット時代には主力になるとして注目されています。個別のコンテンツごとに課金するモデルは、もう古いというわけです。このような定額サービスは過渡的なもので、限界があると思っています。理由はシンプルで、すべてのコンテンツの制作費を賄うほど収入を分配することが難しいだろうからです。もし、できるだけ多くのコンテンツの制作費を賄えるように収入を分配すると、今度は一番人気のある作品が定額サービスに加わることが損になります。人気のある作品は、利益を全部自分たちで得ようとおそらくは独自のプラットフォームをつくるほうへシフトするでしょう。<br />
こういう定額のサービスは、次第に人気コンテンツを集めることが難しくなります。現在はパッケージコンテンツの市場が別に存在していますから、独自にネット収益をあげる方法が見当たらないこともあり、やむをえず定額サービスにもコンテンツが集まっていますが、パッケージコンテンツの市場自体が崩壊しかかっていますので、今後は定額サービスから分配される売上だけで新規につくられるコンテンツの制作費はとても賄えないという現実に突き当たることになります。長期的にはこういう定額使い放題モデルはその売上を利用して、自分たち自身で差別化できるコンテンツをお金を払ってつくりだすようになっていくというのが僕の予想です。<br />
実際に米国では定額で映像見放題サイトNerflixがそのような方向へ進んでいて、ネット初のドラマで大ヒット作品が生まれつつあるのです。<br />
有料メルマガが成功したのはTwitterからの誘導がノウハウとして確立したからです。だとすると有料ブログも同じようにTwitterから誘導すれば成功するはずです。<br />
結局は習慣の問題だけで、本質的にはきちんとプロモーション手段が存在していて、会員限定のコンテンツを提供する手段さえあれば、ある程度のユーザーはネットでもお金を払うのです。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<blockquote class="tr_bq">
“「クローズド」から「オープン」への流れというのがグーグル以降、逆流していて、いまはむしろ「オープン」から「クローズド」へ時代が流れているということです。電話の歴史で電話番号をどうやって管理したかを考えると、イエローページのような公開されていてだれでも検索できる電話帳よりも、個人で管理して自分しか見られない電話帳のほうが最終的には大事になったということです。<br />
インターネットの初期にはイエローページ的な、インターネットを網羅的に検索できるグーグルのようなサービスが便利で利用されました。しかし、インターネットが一般的になって人々の生活の中であたりまえの存在として浸透していくにしたがって、Facebookのようにインターネットの広大な世界の中でも自分の知人や身の回りの世界だけを整理してみせてくれる存在が重要になってくるのです。そして、自分の個人的な日記みたいなものをインターネットに公開する場合にも、グーグルで検索できるホームページやブログではなく、グーグルでは検索できない、自分の知っている人しか閲覧できないFacebookのような場所を選ぶ人が増えてくるのです。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<blockquote class="tr_bq">
“電子書籍時代の出版市場はどの程度の大きさになるのか。電子書籍は流通コストと製造コストが必要ありません。この浮いた分のお金がどのように配分されるかですが、ひとつは出版社の利益となり、もうひとつはプラットフォームが受け取り、さらに値下げによって消費者に還元されます。つなり、これまで印刷会社や運送会社や書店などが得ていた収入を、出版社とプラットフォームと消費者の三者で分け合う構図になります。したがって紙の書籍のときと販売数量が変わらなければ、電子書籍になれば出版社および作家の収入は増えることになります。<br />
販売数量が減る要因というのは電子書籍の時代になる過程で、書店の数が大きく減るだろうからです。紙の本が売れる拠点が減ることは、電子書籍がその分売れることを意味しません。書店がなくなると人間が書籍に出会う機会がその分減るからです。世の中での本の存在感が薄くなれば、その分、人間が消費する本の総量も減るでしょう。書店がなくなり、コンビニから雑誌コーナーが消えたら、その分、わざわざ電子書籍サイトを訪問することにはなりません。たんに本に巡り会う機会が減った、それだけなのです。”</blockquote>
<div class="p2">
<br /></div>
<div class="p2">
<br /></div>
Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-54024864043959589522012-02-26T00:09:00.003+09:002012-02-26T00:14:22.499+09:00デーモン小暮「ヒーロー(Holding Out For A Hero)」<span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">デーモン閣下がスクールウォーズの主題歌「ヒーロー」をカヴァーしている。<br />スクールウォーズの名シーンとはかけ離れた曲調に違和感を覚えるも、悪魔が「命より重い夢を抱きしめて走れよ」と熱唱しているシュールさと、高音ヴォイスやアレンジとかは結構テンションが上がる。<br /><br /><br /><iframe width="450" height="259" src="http://www.youtube.com/embed/UAfucaHlLQ0" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com5tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-25739986492985781382012-02-04T18:18:00.005+09:002012-02-04T19:00:03.814+09:00ヘヴィメタって、なんですか<span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">デーモソ小暮先輩の影響と、夏フェスで聖飢魔Ⅱのパフォーマンスの魅せられてたことで、今やすっかりデーモン閣下のファンである。</span><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">そのデーモン閣下が阿川佐和子さんにヘヴィメタについて質問された時のエピソードが興味深い。<br /></span><blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br />「ロックがいろいろな枝葉に分かれていく中で、速さと激しさを追求したものをハードロックというんですね。♪ガンガンガンガン、ガガーンガンガーンガーン、タターンターンタ、バーンバーンバーンっていう感じ。</span></blockquote><blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">じゃ、速くて激しければ全部ハードロックなのかというと、そうではなくて。そこからまた枝葉が分かれていって。速くて激しいけれど、ドラマティックであったり、仰々しい決めごとを取り入れる。たとえばクラシック音楽のワンフレーズを持ってきて、あるポイントに来たら全員がちゃんと、♪ダダダダーンみたいにベートーヴェンの『運命』のメロディをぴったり合わせる。そういうのを様式美というんですけどね。</span></blockquote><blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">簡単に言うと、様式美の要素を入れないと、ヘヴィメタルとは認定されないんです。ハードロックに様式美を持ち込むと、それがヘヴィメタルになるというわけ」(「<span class="Apple-style-span" style=" "><a href="http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20120202">活字中毒R。</a>」</span>より引用)</span></blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br />なるほど様式美か。納得だ。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">音楽といい相撲といい、閣下の説明は一々丁寧で分かりやすい。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /><iframe width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/lRV2aoQ--94" frameborder="0" wfullscreen=""></iframe></span><br /></div>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-25408760541223352372012-02-03T23:46:00.002+09:002012-02-04T18:59:32.739+09:00落合博満 "オレ流"野球の真実<span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">本当に落合監督は味がある。<br />そしてプロとしての一貫とした姿勢に胸を打つ。<br />この圧倒的な成績でなぜクビになったのか。<br />残念でならない。<br /><br />---------------<br />落合監督成績<br />2004年 優勝<br />2005年 2位<br />2006年 優勝<br />2007年 2位 (日本一)<br />2008年 3位<br />2009年 2位<br />2010年 優勝<br />2011年 優勝<br />・球団史上初の連覇を達成<br />・半世紀以上ぶりの日本一を達成<br />---------------<br /><br /><br /><iframe width="450" height="259" src="http://www.youtube.com/embed/arWKg1ArS7c" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><br /><br /><iframe width="450" height="259" src="http://www.youtube.com/embed/weJeKw9pKD0" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-19603420292148792142012-02-02T23:10:00.003+09:002012-02-04T19:18:18.116+09:00パフォーマンス型バンド「Led Apple」<span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">韓国のパフォーマンス型バンド「Led Apple」のMVが格好良い。<br />今後日本でもパフォーマンスを行うようだが、もし彼らが自ら曲をつくり、楽器を弾いているのであれば、この先大きな期待ができそうだ。<br />注目していきたい。<br /><br /><iframe width="450" height="259" src="http://www.youtube.com/embed/MSJ0FE8Cw7A" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-73581880052711595092012-01-22T23:00:00.003+09:002012-02-04T19:03:54.906+09:00Rugby World Cup 2019 Promotion Video<div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">2019年に日本で開催されるラグビーW杯のプロモーション映像が公開された。</span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">まだまだ先だが、これは興奮する。</span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">果たして2019年までに日本のラグビーはどのような進化を遂げるのか。</span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="color: rgb(51, 51, 51); line-height: 18px; "><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">期待したい。</span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><iframe width="450" height="259" src="http://www.youtube.com/embed/E6bH1dhz5DI" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-20930246245531768112011-09-24T22:29:00.004+09:002011-09-24T23:36:44.579+09:00all blacks OBA TVCM. 2011<div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">オールブラックスが出演するadiddasのCMがエキサイティングだ。<br /><br />CMはオールブラックスのジャージのプロモーションムービーとなっているのだが、まずこのジャージが素晴らしい。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">なんと世界に1台だけのマシンにより、胴体部分がチューブ状に自動に織りこまれ、完璧なシームレスフィット(縫い目が無い)を実現してるとのこと。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">そのため、従来より50%の軽量化になっているのにも関わらず、同じ強度を保っているそうだ。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">今大会で目にするオールブラックスのジャージは、非常に薄く伸縮性のある生地で体にフィットしているとは感じていたが、まさかそんな秘密があったとは知らなかった。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">この映像では、試合に臨む選手の緊張感、そしてラグビー王国ニュージーランドのファンの興奮度がひしひしと伝わってくる。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">そして現在開催されているW杯で一躍スター選手になったSonny Bill Williamsの姿も。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">このタイミングでのオンエアは粋過ぎる。</span></div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /><br /><iframe width="480" height="274" src="http://www.youtube.com/embed/oMA6SGDRuNY" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">そしてこちらは、Sonny Bill Williamsが一躍世界の注目選手になった開幕戦での一幕。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">身長191cm、体重108kgというなんともたくましい体格。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">体幹を鍛えるためのトレーニングとしてボクシングを取り入れてそうで、ヘビー級ボクサーとしてプロボクサー相手に勝利するほど。<br />W杯ではセンター、ウィングで出場しているが、今まではロックやフランカーもこなしているとのことで、まるでロムーのようだ。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">オフロードパスや日本戦で魅せたステップを考えると、ロムー以上のスター選手になる日も遠くないかもしれない。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /><iframe width="480" height="274" src="http://www.youtube.com/embed/x8tzJdZB0cc" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><br /></span></div><div><br /></div>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-37999101917816312472011-09-13T22:21:00.001+09:002011-09-13T22:27:36.870+09:00RWC 2011 Opening Ceremony Highlights<iframe width="480" height="300" src="http://www.youtube.com/embed/LoH6R1kx5W8" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-58946627466260232952011-09-10T11:36:00.004+09:002011-09-10T11:40:57.311+09:00RUGBY WORLD CUP 2011 開会式ダイジェスト動画<span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">昨日行われた開会式の模様がダイジェスト動画として公開されている。<br />また、ニュージーランドとトンガによる開幕戦の結果も併せて紹介されている。<br /><br /><br /><iframe width="480" height="300" src="http://www.youtube.com/embed/DhI-8au4bO0" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-70042917770296066652011-09-10T00:51:00.004+09:002011-09-13T22:21:14.534+09:00RUGBY WORLD CUP 2011 個人的注目選手<span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">ラグビーワールドカップ2011を楽しむにあたって、個人的な注目選手もおさらいしておきたい。</span><div><span class="Apple-style-span" style=" ;font-family:'times new roman';"><span class="Apple-style-span" style="font-size:100%;"><br /></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style=" ;font-family:'times new roman';"><span class="Apple-style-span" style="font-size:100%;">やはり自身のポジションであったFWの2列3列は特に気になる。</span></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">その中で注目したいのは、ニュージーランドのフランカー「R.McCAW」、オーストラリアのNO.8「R.SAMO」、南アフリカのロック「MATFIELD」「BOTHA」、フランカー「BRUSSOW」である。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">「R.McCAW」はオールブラックスの主将であり、その素晴らしいキャプテンシーにも注目したいが、やはり見所は密集でのボールの奪い合いである。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">「R.McCAW」と「BRUSSOW」の両フランカーのジャッカルは本当に凄まじい。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">この2人の魅力はセンスや強さではなく、とにかく走りあらゆる密集でスイープやジャッカルに参加する献身的でチームの勝利を手繰り寄せる泥臭く激しいプレーである。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">尊敬するプレーであり、見習いたいプレーでもある。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">一方「R.SAMO」はパワーとバランス感覚の高いランニングスキルによるアタック力が魅力的。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">相手選手にとってはとても驚異だ。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">爆発している髪型も特徴的なので、今回の大会では間違いなく目立つだろう。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">最後は「MATFIELD」「BOTHA」という、身長2m超、体重110kgという巨漢プレーヤーである。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">ラインアウトやスクラムでの安定力、モールでの推進力は圧倒的だ。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">特に「MATFIELD」はロックにも関わらずライン参加するなど器用な選手。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">南アフリカのフォワード陣をまとめている非常に魅力的なプレーヤーで、大好きな選手の一人である。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">そして忘れてはいけないのが、最強のシックスマン、フランスの「Sébastien Chabal」だ。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">シックスマンというとバスケットボール用語だが、要するに単なる控えメンバーとは異なり、中盤でゲームの流れを変えることができるプレーヤーのことである。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">前回ワールドカップでも途中出場で素晴らしい活躍を見せた。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">ただ今回は代表に選ばれていないらしい。とても残念だ。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /><br /><iframe width="480" height="300" src="http://www.youtube.com/embed/1uh_aWqm2I0" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><br /><br /><iframe width="480" height="300" src="http://www.youtube.com/embed/pmB08Jofxss" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><br /><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">もちろん、バックスでも注目選手はいる。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">オーストラリアのスタンドオフ「COOPER」、南アフリカのスクラムハーフ「du PREEZ」、ウィング「HABANA」、イングランドのウィング「Ashton」などだ。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">「COOPER」はとにかく攻撃的なスタンドオフで、隙があれば相手のディフェンスラインを切り裂いていく。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">世界で最も突破力のあるスタンドオフなのではないだろうか。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">身体能力もセンスも高く、2010年にはスーパー14の最優秀選手にも選ばれている。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">オーストラリアの優勝は彼が握っていると言っても過言じゃないだろう。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">「du PREEZ」はパスが柔らかいのが特徴的で、南アフリカの選手は非常に取りやすそうなのが印象的である。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">また密集でパスを捌く際に、周りを見て慌てないマイペースな所作が好感をもてる。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">今後サントリー・サンゴリアスでプレーすることが発表されており、日本で見れる日が待ち遠しい。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">「HABANA」と「Ashton」は周知の事だがとにかく足が速い。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">スペースを与えたら彼らを止めるのは難しい。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">是非相手を交わして独走するスーパートライをみてみたい。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">「HABANA」はディフェンスも激しく献身的なプレーをするのでそこにも注目だ。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">最後に日本選手で特に注目したいのは、「大野選手」「菊谷選手」「小野沢選手」だ。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">彼ら3人に共通しているのは、ともに学生時代は日の当たらないチームでプレーしており、遅咲きであるということ。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">努力に努力を重ね最高の舞台で活躍する30歳を超えた3人のプレーに大きな期待をしている。</span></div></div>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-52714129627066502792011-09-10T00:46:00.003+09:002011-09-10T00:50:43.076+09:00RUGBY WORLD CUP 2011 優勝に一番近い国は?<div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">ラグビーワールドカップ2011を楽しむにあたって、各国の状況を把握してみたい。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">果たして優勝に一番近い国はどこだろうか。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">まずは各国を比較するにあたって参考になるのが、ワールドカップ直前の世界ランキングだろう。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">IRBが9月5日に発表した世界ランキングは以下の通りだ。(<a href="http://rugby-worldcup.jp/irb-world-ranking/">引用元</a>)</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><blockquote>1位 ニュージーランド<br />2位 オーストラリア<br />3位 南アフリカ共和国<br />4位 フランス<br />5位 イングランド<br />6位 ウェールズ<br />7位 スコットランド<br />8位 アイルランド<br />9位 アルゼンチン<br />10位 サモア<br />11位 イタリア<br />12位 トンガ<br />13位 日本<br />14位 カナダ<br />15位 フィジー</blockquote></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">また英国ブックメーカーWilliamHillによる優勝国予想のオッズも参考なりそうだ。(<a href="http://sports.williamhill.com/bet/en-gb/betting/g/8911/Outright.html">引用元</a>)</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">各国のオッズは以下の通り。</span></div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /><blockquote>1位 ニュージーランド 1.57倍<br />2位 オーストラリア 4.5倍<br />3位 南アフリカ 8倍<br />4位 フランス 17倍<br />5位 イングランド 17倍<br />6位 アイルランド 41倍<br />7位 ウェールズ 81倍<br />8位 アルゼンチン 251倍<br />9位 スコットランド 301倍<br />10位 サモア 501倍<br />11位 フィジー 1001倍<br />12位 イタリア 2001倍<br />13位 トンガ、グルジア、ロシア、ナミビア、カナダ、アメリカ、ルーマニア、日本 5001倍</blockquote><br /></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">以上によると、優勝候補筆頭は開催国ニュージーランド、そしてオーストラリア、前回優勝国南アフリカが続くことになる。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">確かに今年のトライネーションズでは、ニュージーランドとオーストラリアはとても強い印象がある。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">特にニュージーランドのボールの継続力と展開力は他を圧倒している。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">今年のシックスネーションズで優勝したイングランドも侮れないが、この2カ国が上回っているのではないだろうか。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">ニュージーランドは調子の波がある上にワールドカップで勝てないジンクスも重なり、ややオーストラリアに分がありそうだが、是非、悲願の地元優勝を実現してほしい。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">ちなみに優勝予想国のオッズで、日本が最も低評価の国の一つに入り、5001倍となっているのは、現実的ではあるものの、なんだかとても悔しい気分になる。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">是非下馬評を覆す活躍をしてほしいと期待している。</span></div>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-26420934736935521692011-09-09T21:22:00.008+09:002011-09-10T00:11:10.714+09:00RUGBY WORLD CUP 2011 開幕<div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">ラグビーワールドカップが本日ニュージーランドで開幕した。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">オープニングセレモニーでは、ニュージーランドマオリ族の民族舞踊ハカが披露され、元オールブラックスの11番ロムーも登場。盛大な花火とともに2ヶ月間という長きに渡る闘いに火ぶたが落とされた。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">ラグビーワールドカップは、サッカーワールドカップ、夏のオリンピックに次ぐ世界で三番目に大規模なスポーツイベントである。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">またラグビーはコンタクトプレーによる体力消耗が激しいスポーツであるため、1ヶ月弱の開催期間しかないオリンピックでは試合運営が不可能なため正式種目になっていない。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">そのため、世界にいる多くのラグビーファンにとって、ワールドカップというのは4年に1度の最も興奮できる試合であり、そして選手にとっても最高の舞台なのである。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">また今回開催国であるニュージーランドは小国であるがゆえ、回を重ねるごとに大規模な商業イベントと化すワールドカップの開催は今後不可能であろうと言われている。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">つまりは、今大会がラグビー王国ニュージーランドでの最後の開催。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">オールブラックス、そしてニュージーランド国民が並々ならぬ思いで今日から2ヶ月間に臨む事が容易に想像できる。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">2011年ワールドカップの開幕戦は、地元ニュージーランドのオールブラックスとトンガの対戦。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">両チームとも日本と同じ予選プールであり、今後日本との対戦があるだけに日本のラグビーファンにとっても見逃せない試合となった。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">結果は41-10でオールブラックスの勝利。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">オールブラックスのバックスの展開力と走力は目を見張るものがあった。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">常に裏を狙うランニング、ボールを継続し続けるオフロードパス、そして次々と現れるフォロー。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">これらはセンスとスキルがなければできず、日本の試合ではなかなか見られないシーンばかりだった。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">一方トンガも持ち前のコンタクト力は健在で、スクラムや密集付近でのアタックではニュージーランドを上回るシーンも。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">圧倒的な勝利を期待されていたオールブラックスが、ノーサイドの瞬間うつむき加減だったのが印象的であった。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">それだけトンガがオールブラクスを苦しめたという事だろう。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">日本はトンガ戦の勝利が必須ノルマであるだけに油断ならない。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">明日は日本の初戦。相手は現在世界ランキング4位のフランス。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">勝つ見込みは相当低いが、今後の試合をうらなう意味でも善戦を期待したい。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;">ワールドカップでの日本チームの勇姿を考えるとワクワクが止まらない。</span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';font-size:100%;"><br /><iframe width="480" height="300" src="http://www.youtube.com/embed/l_qsy2OHU8M" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-15185600806828076032011-05-07T23:41:00.003+09:002012-02-04T19:19:11.497+09:00K-POPで異彩を放つバンドグループCNBLUE<span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">K-POPについて、悪くはないけど打ち込みの楽曲にイマイチのめり込めないというバンド好きの方にお勧めしたいのが、現在再放送されている韓国ドラマ「美男ですね」のシヌ役で出演しているジョン・ヨンファ率いるCNBLUE。<br />韓国では楽器メーカーが無いためバンドオーディションなどの音楽プロモーションが発展せず、バンドミュージシャンが日本に比べ少ないと言われている中、CNBLUEは数少ないバンドミュージシャンとして異彩を放っている。<br /><br />今ではオリコンチャートの上位ほとんどが打ち込みでつくられた楽曲だが、ロックフェスでのオーディエンスの熱狂を見ると日本人はバンドミュージックが好きなのだと実感する。<br />CNBLUEの楽曲は、そのような日本のバンド好きリスナーにも受け入れられる要素が多い。<br />体が思わず動き出す“踊れる楽曲”は今の日本の音楽シーンにマッチしているし、曲構成がスタイリッシュでとても聴きやすくオシャレを感じる。</span></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"></span></span><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">そして何よりも全員がイケメンだ。</span></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br />是非、実際にライヴを観て歌や演奏スキルなどのパフォーマンスを体感したいところだ。<br /><br /><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe width="450" height="286" src="http://www.youtube.com/embed/_500iqJggs0" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe width="450" height="286" src="http://www.youtube.com/embed/sl1U81q_vkY" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe width="450" height="367" src="http://www.youtube.com/embed/7arOrCfvumQ" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /></span></span></div></div>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-90375465209627321122011-04-29T14:21:00.007+09:002011-11-18T20:21:13.388+09:00中森明菜が1989年に難破船で流した涙<span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">中森明菜の代表曲の1つ難破船。<br />レコード大賞を獲得した「ミ・アモーレ(1985年)」「DESIRE -情熱-(1986年)」の翌年1987年にリリースした楽曲だ。<br />そもそもこの曲は、加藤登紀子が作詞作曲し自身で歌っていたが、本人が中森明菜にカバーを勧めたと言う。<br /></span></span><blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">彼女の失恋が噂されていた時期で、たまたま、同じスタジオで隣に佇んでいたんですね。 それで『よかったら歌ってみませんか』とカセットを送ったんです。 そしたら、次のコンサートに、ぽんとお花が届いて、それがイエスの返事でした。<br />(加藤登紀子、2005年ツアーパンフレットより)</span></span></blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">ただ、この「失恋の噂」というのは後からつけたロジックに思われる。<br />というのも、近藤真彦との交際が報じられたのは1986年夏で、その後、近藤真彦の自宅マンションにて自殺未遂事件を起こしたのは1989年7月。</span></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">ということは、難波船をリリースした1987年は交際は順調だったはずだからだ。<br /><br />今は芸能界のタブーとして扱われているこの事実も、30歳以上であれば強烈に覚えていることだろう。<br />自殺未遂の理由は、1988年に近藤真彦と松田聖子のNYでの密会が報道されこれにショックを受けたとも言われている。<br /><br />そんな渦中の1989年4月に、よみうりランドで歌われた難破船の映像がこちら。<br />間奏中に涙を流したのはファンの間ではよく知られている。<br /><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/0BzbZDOlW6A" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br />難波船の歌詞が、このタイミングにもの凄くマッチ(!)している。<br />おろか者的な歌詞が何かを暗示している気がするのは考え過ぎか。<br /></span></span><blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">たかが恋なんて 忘れればいい<br />泣きたいだけ 泣いたら<br />目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと<br />そんな強がりをいって見せるのは<br />あなたを忘れるため<br />さびしすぎて こわれそうなの<br />私は愛の難波船<br /><br />折れた翼 広げたまま<br />あなたの上に 落ちて行きたい<br />海の底へ 沈んだなら<br />泣きたいだけ 抱いてほしい<br /><br />ほかの誰かを 愛したなら<br />追いかけては 行けない<br />みじめな恋つづけるより<br />別れの苦しさ えらぶわ<br /><br />そんなひとことで ふりむきもせず<br />別れたあの朝には<br />この淋しさ 知りもしない<br />私は愛の難波船<br /><br />おろかだよと 笑われても<br />あなたを追いかけ 抱きしめたい<br />つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい<br /><br />あなたに逢えない この街を<br />こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで<br />無口なまま 通りすぎる<br />たかが恋人を なくしただけで<br />何もかもが消えたわ<br />ひとりぼっち 誰もいない<br />私は愛の難波船</span></span></blockquote><blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">(難破船の歌詞より引用)</span></span></blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">2分40秒〜3分5秒までの間奏25秒間、一体どのような事に思いを馳せて涙を流したのだろうか。<br />観ているこちらまで感情移入して胸が苦しくなる。<br />歌い終わった後に笑顔で自身の頭を小突くシーンは、まさしくステージ中に歌詞に入ってしまったことを物語っている。<br /><br />もともと中森明菜の歌っている楽曲の中で売れた曲ではあったが、背景との重なり具合とこの涙を流したステージがあったことで、確固とした代表曲になったのは間違いないだろう。<br /><br />この難破船は文頭にあるように加藤登紀子のカバーになるが、さらに数年後に桃井かおりがカバーしていることはあまり知られていない。<br />中森明菜の哀愁さはとは異なり、吐息混じりの大人の色香が出て不思議な感じに生まれ変わっている。<br /><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/OhUnyG5bRt0" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br />また桃井かおりは、COMPLEXの再結成で今話題の吉川晃司の名曲もカバー。<br />原曲の“ノリ”を全く無視したレゲエ調で、こちらも新しい世界観をつくりあげている。<br /><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/qxOKwlPxiEw" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br />以前ライジングサンで吉川晃司のステージを観たが本当に格好良かった。<br />格好つけ具合が半端なく様になるアーティスト一人であり、矢沢永吉の域に近づいているのを感じる。</span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;">こちらはROCK IN JAPAN出演時の映像だが、恒例のシンバルへの回し蹴りを観ることができる。<br />中森明菜の難破船を見た後にこの吉川晃司を観るとなんだか安心するのは私だけだろか。<br /><br /></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size:small;"><iframe width="425" height="272" src="http://www.youtube.com/embed/L75NyJbTq1k" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></div></span></span></div>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-47051551331568409552011-04-12T08:00:00.000+09:002011-04-12T08:00:04.840+09:00NZリッチーマコウも出演 adidas“we are all together”<span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">現在adidasは日本の被災に対し「</span></span><a href="http://adidas.jp/together/ability/"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">we are all together すべての力をひとつに。</span></span></a><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">」というメッセージCMを展開している。<br /><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="283" src="http://www.youtube.com/embed/IWZiaLV9nIQ" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br />出演者は</span></span><a href="http://adidas.jp/together/athlete/"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">adidasがスポンサードしている選手</span></span></a><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">で、主にはサッカー日本代表選手らだが、その中に、3名だけラグビー選手も登場している。<br />ニュージーランド代表のリッチーマコウ主将とマアノヌー、神戸製鋼の大畑大介だ。<br />ともに、クライストチャーチ、阪神大震災を肌で感じているだけに言葉に重みを感じる。</span></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="283" src="http://www.youtube.com/embed/rrP-0isSnGM" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="283" src="http://www.youtube.com/embed/Q-cCWRn_-UQ" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="283" src="http://www.youtube.com/embed/jnXzDNVOq6w" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="283" src="http://www.youtube.com/embed/mlQfb6DLxMQ" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /><br />adidasのYouTubeサイトをみていたら、大畑大介の引退に向けた映像も公開されていた。<br />ラグビーは企業スポーツなので、スポーツメーカーからのスポンサードはあまり聞かない。<br />大畑大介は神戸製鋼に入団した当初はサラリーマンとしてプレーしていたが、海外から戻ってきてからはプロ契約を結びプレーしていた。<br />2010年からは、</span></span><a href="http://sportscompany.co.jp/?page_id=36"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">株式会社スポーツカンパニー</span></span></a><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">とマネジメント契約をし、ラグビー以外の仕事にも取り組んでいる。</span></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br />企業スポーツに限界を感じている日本のラグビー界の発展のためにも、大畑大介のような取り組みは今後必要になってくるだろう。<br /><br /></span></span></div><div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="283" src="http://www.youtube.com/embed/vHDzmrsUh6k" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div></div></div>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-11945400046983119152011-04-08T07:24:00.006+09:002011-04-08T08:12:00.947+09:00ずっとウソだった by 斉藤和義<span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">先日、紹介した忌野清志郎による原発批判を歌った「</span></span><a href="http://no-try-no-life.blogspot.com/2011/03/by.html"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">サマータイム・ブルース</span></span></a><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">」。<br /><br />同様の原発批判ソングが昨日YouTubeでUPされ大きな話題になった。<br />歌ったのは斉藤和義で、自身の楽曲「ずっと好きだった」の替え歌で「ずっとウソだった」とし、政府や電力会社を批判した。<br /><br />この動画について所属レコードメーカーのビクターは、歌っている人物が斉藤和義本人であることを認めておりコメントを発表している。<br />「本人がYouTubeにアップロードしたものではなく、プライベートの動画が何者かによって勝手に流出させられてしまい、非常に困惑している」とコメント。「本人や会社の意思と関係なくアップされたものなので、削除依頼をさせていただいている」とのこと。<br /><br />ネット上では賛否両論が渦巻いているが、大きなリスクを抱え一石を投じたことは、我々リスナーだけでなく、音楽のみならず表現者側に対しても大きな衝撃を与えたのではないだろうか。<br /><br /></span></span><object width="480" height="272"><param name="movie" value="http://www.dailymotion.com/swf/video/xi038q"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowScriptAccess" value="always"><param name="wmode" value="transparent"><embed type="application/x-shockwave-flash" src="http://www.dailymotion.com/swf/video/xi038q" width="480" height="272" wmode="transparent" allowfullscreen="true" allowscriptaccess="always"></embed></object><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /></span></span><a href="http://www.dailymotion.com/video/xi038q_yyyyyyyy_music" target="_blank"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">ずっとウソだった</span></span></a><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"> </span></span><i><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">投稿者 </span></span><a href="http://www.dailymotion.com/hoge1991" target="_blank"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">hoge1991</span></span></a></i><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /><br /></span></span><blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">この国をあるけば 原発が54基<br />教科書もCMも言ってたよ 安全です<br />俺たちをだまして イイワケは想定外<br />なつかしいあの空 くすぐったい黒い雨<br />ずっとウソだったんだぜ やっぱバレてしまったな<br />ほんとウソだったんだぜ 原子力は安全です<br />ずっとウソだったんだぜ ほうれん草くいてーな<br />ほんとウソだったんぜ 気づいてたのこの事態<br />風に舞う放射能はもう止められない<br />何人が被ばくすれば気がついてくれるの この国のせい<br />このまちを離れて ウマい水見つけたかい?<br />教えてよ やっぱいいや もうどこも逃げ場はない<br />ずっとクソだったんだぜ 東電も北電も中電も近電も<br />もう夢ばかり見てないけど<br />ずっとクソだったんだぜ それでも続ける気だ<br />ほんとクソだったんだぜ 何かがしたいこの気持ち<br />ずっとウソだったんだぜ ほんとクソだったんだぜ </span></span></blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br />斉藤和義といえば、忌野清志郎へのトリビュート曲「Phoenix」を作っている。<br />その曲に出てくる詞を見て分かるように、忌野清志郎からの影響が大きいことが分かる。<br />心に響く素晴らしい曲だ。<br /><br /></span></span><blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">(詞の一節)</span></span></blockquote><blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">ボクらはここで声を聞いてる<br />アナタが残したアツイ愛のメッセージ<br /><br />ボクらはここで音を聞いてる<br />アナタがくれた愛と平和のメッセージ</span></span></blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /><iframe title="YouTube video player" width="480" height="300" src="http://www.youtube.com/embed/STtjjCZaWOI" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><br /><br /><br />また、この曲の入ったアルバムがリリースされた際に、音楽メディア「ナタリー」で斉藤和義氏が忌野清志郎氏について語ったインタビューが掲載されている。<br />斉藤和義は忌野清志郎が体現した「ロック」を踏襲していきたいことがつくづく分かる。<br /><br /></span></span><blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">──清志郎さんとは何度か共演したことがあると思いますが、斉藤さんにとって清志郎さんはどういう人でしたか?<br /><br />楽屋ではいたずらっ子というイメージが強いですよ(笑)。だけど「瀕死の双六問屋」(雑誌「TV Bros.」での連載をまとめた書籍)を読むと、すごく文才があるし。“市営グランドの駐車場”(RCサクセション「スローバラード」の一節)という歌詞のフレーズだったり、「2時間35分」というタイトルだったり、「初期のRCサクセション」というネーミングだったり、そのセンスに驚かされます。もちろんボーカリストとしても素晴らしすぎますしね。ああやって60歳近くなってもロックをやれるってことを証明してくれたし。もし今後、自分が同じようにできなかったら、それはサボってたということ。いろいろ提示してくれたから、続く僕らは楽チンなんです。本当の意味でのパイオニアですよね。<br />引用:</span></span><a href="http://natalie.mu/music/pp/saitokazuyoshi/page/2"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">ナタリー</span></span></a></blockquote>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-1608480534737627882011-04-06T23:36:00.000+09:002012-02-04T19:19:11.498+09:00KARA ジェットコースターラブ MV Making Clip<span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">KARAの新曲「ジェットコースターラブ」のキュートなメイキング映像が公開されている。<br /><br />今回、オリコン着うた週間ランキング、レコチョク週間チャート、モーラ週間チャート、ミュージコ週間チャート、ミュージックジャパン週間チャート、dwango着うたチャートなどの、メジャー音源チャートですべて1位となった模様。<br /><br />なお「ジェットコースターラブ」の収益は、被災者への支援のため全額を寄付するということを発表している。</span></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /><br /><div style="text-align: center;"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="283" src="http://www.youtube.com/embed/zT0x6rF1Isw" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></div></span></span></div>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-65438782885053749112011-04-05T06:38:00.006+09:002011-04-05T08:50:24.390+09:00X JAPAN SUMMER SONIC 初参戦<span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">YOSHIKIのTwitterによる発言から、かねてより噂になっていた</span></span><x japan=""><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">「SUMMER SONIC」への出演が昨日正式に発表された。<br /><br /></span></span><x japan=""><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">野外ロックフェスに出演するのは、昨年8月8日にシカゴで開催された「LOLLAPALOOZA 2010」以来1年ぶりとのこと。<br />日本でのライブも昨年8月14日・15日の日産スタジアム公演以来だ。<br /><br />東京ドームを即日満員にするほどの固定ファンを持つ彼らが出演することで、間違いなくチケットは完売するだろう。<br />また曲を知らなくてもステージパフォーマンスに注目している方も多いだろうから、当日のマリンスタジアムは入場規制必至だ。<br /><br />ファンとしてはフェスという限られた時間の中でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか今から楽しみでならない。<br /><br /></span></span><x japan=""><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">「SUMMER SONIC」のステージに向けて事前にチェックしておきたいのはこの曲。<br />アメリカでのファーストシングルで3月15日にアメリカで先行リリース予定だった" JADE "。<br />震災の影響で現在リリースが延期されているが、「SUMMER SONIC」で日本初披露になるだろう。<br />すごく美しい曲で、またPV中にhideのモッキンバードギターが一瞬映るところが泣ける。<br /><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="368" src="http://www.youtube.com/embed/Z7kEkPPrWMw" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /><br />そしてライヴ</span></span><x japan=""><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">を初めて観るという方はこちらをチェック。<br />やはり、Xジャンプをしないで帰るわけにはいかないだろう。<br />ちなみに、この1997年の『THE LAST LIVE』では、東京ドームで5万人がXジャンプをしたことで、文京区全体が震度3程度に揺れたと言われている。<br /><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="368" src="http://www.youtube.com/embed/rh320OvUgUA" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div></x></x></x></x></x><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /><br />こちらはデビュー前のPV。<br />デビュー前にして、この曲のアレンジと演奏のクオリティは圧巻。<br />そして注目してほしいのは、オーディエンスをよく見ると分かるのだが、まだXジャンプが無いのだ。<br />昔テレビ番組で<JUDY AND MARY>のギターTAKUYAが、Xのライヴを観に行った時に自らの仲間たちが腕を交差させてジャンプを行ったのがXジャンプの始まりだと言っていたことがあるが真実は分からない。</span></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">それにしてもメンバーやらビジュアルやら、とても懐かしい。<br /></span></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="368" src="http://www.youtube.com/embed/fKE_xXhjqbs" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div></div></div><br />Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com2tag:blogger.com,1999:blog-5548762224100177266.post-10034872676293296552011-04-04T23:00:00.002+09:002011-04-05T07:40:08.790+09:00ポルトガル生まれ北欧育ちManの詞が泣ける<span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">湘南乃風「純恋歌」、Hilcrhyme「春夏秋冬」に続いて、中高生に売れるんだろうなと思われる1曲。<br />カラオケで歌いたくなるんでしょうね。<br /><br />Jam9 「花束~幸せにしたくて~」<br /><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="283" src="http://www.youtube.com/embed/BzZSvuDb_WM" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /><br />HIPHOPやRAPがマスに広がったきっかけといえば、「DA.YO.NE」や「今夜はブギーバック」といった曲になるのだろうが、やはりこの曲は多くの若者の心を掴んだ。</span></span><div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">今後歌われることがないのはとても残念である。<br /><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="368" src="http://www.youtube.com/embed/gFbxUsihSEI" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /><br />そしてオマージュでこんな作品も。<br />ポルトガル生まれ、北欧育ちのManが歌ってます。<br /><br /></span></span><div style="text-align: center;"><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><iframe title="YouTube video player" width="450" height="283" src="http://www.youtube.com/embed/eYU654ON000" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></span></span></div><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br /></span></span><blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';">生まれて直ぐ捨てられてしまい<br />さようなら母ちゃんさらば姉妹<br />しかし、運が良く、期待のない未来<br />から救われて、新たな住まい<br /><br />に養子になったが、やっぱり問題児<br />なっちゃってしょうがねぇ、でも俺そんなに<br />苦労はしんかった、新家族と共に<br />一生懸命生きてきたぜ!ほんまに</span></span></blockquote><span class="Apple-style-span" style="font-size: small;"><span class="Apple-style-span" style="font-family:'times new roman';"><br />まさかの泣かされる詞にグッとくる。</span></span><br /></div>Kiyoshi Miyazakihttp://www.blogger.com/profile/14402644142980108612noreply@blogger.com0