NO TRY,NO LIFE.: 節電の広がりに相反してアベコベな光景も

原子力発電所の停止などによる電力不足対策として、東京電力は企業活動が再開され電力需要が高まる14日から「輪番停電」を行う予定とのこと。
一般家庭で約150万世帯分ほどの地域を対象に、約3時間ずつ地域を変えて停電させる方向で検討しているようだ。
引き続き、企業や一般家庭などに節電を呼びかけている。

その中、Twitterでは「新世紀エヴァンゲリオン」に登場した作戦名に準え「ヤシマ作戦」と名付けた節電への呼びかけにより、多くのRTで拡散している。
またTumblrでは、クリエイターたちによる節電を呼びかけるクリエイティブが公開されている。

また多くの企業でも節電のために様々な工夫や協力をしている。
昨日12日渋谷では、ロフト、マルイ、PARCO、タワレコ、ルミネ、109、東急百貨店、東急ハンズ、アップルストア、東急プラザ、マークシティ、シダックス、P.S.F.A、ZARA、BODYSHOP、KAMO、フランフラン、H＆M、神南一帯のアパレルSHOP、などが早々に閉店したようだ。（参照）

その中、パチンコ店やゲームセンターなど遊技場の大音量営業や、消費者金融の煌々とした屋外看板には、心が沈む思いだ。
パチンコ店は全国の駅の数より多く、なんと約12,000店舗ある。
その店舗が節電に協力したらどれだけ助かるのだろうか。
物資の提供、義援金、節電、人材派遣などできることから始めている企業に相反した、その光景をみると悲しくなってくる。