2009年最後のエントリーは、今年読んだ本のランキング。
個人的に興味深い内容で自身の考え方に一助を与えてくれた点を考慮してランキングを作成。
2010年も多くの良書との出会いを期待したい。
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①だから、男と女はすれ違う (著)NHKスペシャル取材班
NHKで放送された内容をまとめた本。
生物学的、心理学的な面から男と女の違いについて科学的に迫る事ができる非常に面白い内容。
人間も含めた動物は、進化の過程で様々な防御本能を備えて現在に至り、男も女も独自にもっている資質に理由があることがわかる。
男と女の違いを理解する事が、男女関係で悩める時、差別や偏見やセクハラなどをも解決する糸口にもなるかもしれない。
②さらば財務省! (著)高橋洋一
竹中平蔵元大臣の参謀を務めた高橋氏による赤裸々な自叙伝。
財務省を中心とした各省庁の内部構造や、小泉政権・安倍政権時の政策の裏側について、参謀の視点から赤裸々にそして明快に綴っており、惹き込まれてしまった。
③日本の食と農 (著)神門善久
本書は、日本の食と農が未来に向けて発展するために、真実に目を背けず新しい息吹を吹き込もうとしている名著。
「農業は辛い」「農業は儲らない」「若者の農業離れが多い」などと言うのは建前で、行政やJA、そして農家も含め自己利益を必死に守ってきただけの怠慢な結果であり、他の業界に比べ、まるっきり努力していないことがわかる。
食問題や環境問題への問題意識が高まり、農業への回帰が望まれている傾向がある中、是非とも読んでおきたい一冊。
④WebPRのしかけ方 (著)太田滋
ユニクロ「UNIQLOCK」や相模ゴム「LOVE DISTANCE」など、話題のWEBプロモーションをPR面でサポートしてきたビルコム社長太田氏によるWebPRの指南書。
WebならではPR戦略の建て方については非常に参考になる。
⑤異業種競争戦略 (著)内田和成
本書は、成熟市場の中、業界の枠組みを超えた戦いを、その変遷を紐解きながら、新しいタイプの競争構造をわかりやすく解明し、新たな戦略構築の方法論を提唱している。
現在のマーケットの潮流と、今後のマーケティングの方向性を掴む事のできる良書である。
⑥M&A新世紀 (著)岩崎日出俊
現在の世界情勢を踏まえたM&Aの実態や考え方を分かりやすく解説している。
本書を読み終えると、国内経済ばかりに目を向けて気づきにくい「日本企業が世界から取り残されている」ということが浮き彫りになってくる。
⑦徹底抗戦 (著)堀江貴文
妥協も観念もできる中、徹底抗戦を選んだホリエモン。
気概や突っ張りだけでは大人の世界で生きていけないのかもしれないけど、正しい事を正しいと主張することは決して間違えていない。
ホリエモンを応援したい気持ちが更に高まった一冊。
⑧リクルート事件・江副浩正の真実 (著)江副浩正
リクルート事件の主役、元リクルート会長江副氏による回顧録。
日本の司法システムで、正しい事を貫くことの難しさを改めて痛感した。
堀江氏の「徹底抗戦」同様、検察や司法の在り方を問う内容になっており、裁判員制度が始まった今、読んでおきたい一冊である。
⑨生命保険はこうして選びなさい (著)ダイヤモンド社+生活設計塾クルー
ファイナンシャルプランナーにより、民間の生命保険・医療保険について丁寧に解説した本。
保険に対してひいき目がなく本質を捉えており、民間の保険加入への加入や見直しに悩んでいる方には、是非読んでほしい。
⑩生命保険のからくり (著)岩瀬大輔
今までタブーとされていた生命保険の原価や利益の仕組みを公開し話題を呼んだ、ライフネットの創業者であり副社長の岩瀬氏による、生命保険の解説本。
生命保険の意義や目的、商品や儲けの構造、さらには選び方のアドバイスなどが非常に丁寧に書かれている。
こちらも、生命保険加入前、見直し時には是非読むことをオススメしたい一冊。
⑪金融商品とどうつき合うか (著)新保恵志
消費者による具体的な失敗例などを織り込みながら、金融商品の知識を丁寧に解説している。
全体を通して金融教育が根底にあり、金融リテラシーを早くから高めていく努力と環境づくりを訴えている。
これは自身も日頃感じていることで、非常に共感できた。
⑫一冊でつかむ日本史 (著)武光誠
通常歴史で軸にする年号や時代、政権や事件ではなく、文明の段階を軸に日本史の全体を捉えて説明している本。
タイトル通り、読み終えると日本史の流れが掴む事ができる。
ただ年号や事件を覚えるだけの歴史の授業は苦手だったが、改めて歴史を学び直したいと思わせる一冊。
⑬直球勝負の会社 (著)出口治明
ライフネット生命保険の創業者である出口氏の起業物語。
日本生命で40年近く働いていたのにもかかわらず、業界の慣習に疑問を持ち、消費者の目線を持ち、そして行動する力とそれをサポートする多くの仲間を持つ、出口氏の人間力に圧倒される。
⑭黒い牛乳 (著)中洞正
本書は、水よりも安価になった牛乳生産の真実と酪農家の苦しみ、そして消費者の誤解を明らかにし、今後の酪農の解決を提示している。
著者は長年酪農に携わっているため、現実味を帯びた深刻な事実が語られている。
⑮なぜ投資のプロはサルに負けるのか? (著)藤沢数希
論理的視点、数学的根拠から、投資について非常に分かりやすく説明されている。
効率的市場とそのパラドックスなどは興味深く、「必ず儲かる・・」「主婦でも稼げる・・」みたいな本が「まやかし」だと分かる。
株、債券、不動産など投資を考えている方は一度読んでおくと良いだろう。
以上。
①だから、男と女はすれ違う (著)NHKスペシャル取材班
NHKで放送された内容をまとめた本。
生物学的、心理学的な面から男と女の違いについて科学的に迫る事ができる非常に面白い内容。
人間も含めた動物は、進化の過程で様々な防御本能を備えて現在に至り、男も女も独自にもっている資質に理由があることがわかる。
男と女の違いを理解する事が、男女関係で悩める時、差別や偏見やセクハラなどをも解決する糸口にもなるかもしれない。
②さらば財務省! (著)高橋洋一
竹中平蔵元大臣の参謀を務めた高橋氏による赤裸々な自叙伝。
財務省を中心とした各省庁の内部構造や、小泉政権・安倍政権時の政策の裏側について、参謀の視点から赤裸々にそして明快に綴っており、惹き込まれてしまった。
③日本の食と農 (著)神門善久
本書は、日本の食と農が未来に向けて発展するために、真実に目を背けず新しい息吹を吹き込もうとしている名著。
「農業は辛い」「農業は儲らない」「若者の農業離れが多い」などと言うのは建前で、行政やJA、そして農家も含め自己利益を必死に守ってきただけの怠慢な結果であり、他の業界に比べ、まるっきり努力していないことがわかる。
食問題や環境問題への問題意識が高まり、農業への回帰が望まれている傾向がある中、是非とも読んでおきたい一冊。
④WebPRのしかけ方 (著)太田滋
ユニクロ「UNIQLOCK」や相模ゴム「LOVE DISTANCE」など、話題のWEBプロモーションをPR面でサポートしてきたビルコム社長太田氏によるWebPRの指南書。
WebならではPR戦略の建て方については非常に参考になる。
⑤異業種競争戦略 (著)内田和成
本書は、成熟市場の中、業界の枠組みを超えた戦いを、その変遷を紐解きながら、新しいタイプの競争構造をわかりやすく解明し、新たな戦略構築の方法論を提唱している。
現在のマーケットの潮流と、今後のマーケティングの方向性を掴む事のできる良書である。
⑥M&A新世紀 (著)岩崎日出俊
現在の世界情勢を踏まえたM&Aの実態や考え方を分かりやすく解説している。
本書を読み終えると、国内経済ばかりに目を向けて気づきにくい「日本企業が世界から取り残されている」ということが浮き彫りになってくる。
⑦徹底抗戦 (著)堀江貴文
妥協も観念もできる中、徹底抗戦を選んだホリエモン。
気概や突っ張りだけでは大人の世界で生きていけないのかもしれないけど、正しい事を正しいと主張することは決して間違えていない。
ホリエモンを応援したい気持ちが更に高まった一冊。
⑧リクルート事件・江副浩正の真実 (著)江副浩正
リクルート事件の主役、元リクルート会長江副氏による回顧録。
日本の司法システムで、正しい事を貫くことの難しさを改めて痛感した。
堀江氏の「徹底抗戦」同様、検察や司法の在り方を問う内容になっており、裁判員制度が始まった今、読んでおきたい一冊である。
⑨生命保険はこうして選びなさい (著)ダイヤモンド社+生活設計塾クルー
ファイナンシャルプランナーにより、民間の生命保険・医療保険について丁寧に解説した本。
保険に対してひいき目がなく本質を捉えており、民間の保険加入への加入や見直しに悩んでいる方には、是非読んでほしい。
⑩生命保険のからくり (著)岩瀬大輔
今までタブーとされていた生命保険の原価や利益の仕組みを公開し話題を呼んだ、ライフネットの創業者であり副社長の岩瀬氏による、生命保険の解説本。
生命保険の意義や目的、商品や儲けの構造、さらには選び方のアドバイスなどが非常に丁寧に書かれている。
こちらも、生命保険加入前、見直し時には是非読むことをオススメしたい一冊。
⑪金融商品とどうつき合うか (著)新保恵志
消費者による具体的な失敗例などを織り込みながら、金融商品の知識を丁寧に解説している。
全体を通して金融教育が根底にあり、金融リテラシーを早くから高めていく努力と環境づくりを訴えている。
これは自身も日頃感じていることで、非常に共感できた。
⑫一冊でつかむ日本史 (著)武光誠
通常歴史で軸にする年号や時代、政権や事件ではなく、文明の段階を軸に日本史の全体を捉えて説明している本。
タイトル通り、読み終えると日本史の流れが掴む事ができる。
ただ年号や事件を覚えるだけの歴史の授業は苦手だったが、改めて歴史を学び直したいと思わせる一冊。
⑬直球勝負の会社 (著)出口治明
ライフネット生命保険の創業者である出口氏の起業物語。
日本生命で40年近く働いていたのにもかかわらず、業界の慣習に疑問を持ち、消費者の目線を持ち、そして行動する力とそれをサポートする多くの仲間を持つ、出口氏の人間力に圧倒される。
⑭黒い牛乳 (著)中洞正
本書は、水よりも安価になった牛乳生産の真実と酪農家の苦しみ、そして消費者の誤解を明らかにし、今後の酪農の解決を提示している。
著者は長年酪農に携わっているため、現実味を帯びた深刻な事実が語られている。
⑮なぜ投資のプロはサルに負けるのか? (著)藤沢数希
論理的視点、数学的根拠から、投資について非常に分かりやすく説明されている。
効率的市場とそのパラドックスなどは興味深く、「必ず儲かる・・」「主婦でも稼げる・・」みたいな本が「まやかし」だと分かる。
株、債券、不動産など投資を考えている方は一度読んでおくと良いだろう。
以上。
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