楽天のベストショップである「桃源郷」「アンジェ」「北国からの贈り物」の経営者3名が、自店の成功ノウハウをそれぞれに語った本。
接客やマーケティングの方針については、それぞれに哲学がある。
だが共通して強く訴えているのは、仕事への熱意と接客業としてのホスピタリティについて。
例えばサイドビジネスでネットショップは成功しないということだったり、ネットショップだからこそリアル店舗以上に心のこもった対応が必要だということ。
具体的には、フロント(デザインなどの見た目)やシステム、広告、さらには商品数などにどうしても走ってしまいがちだが、実際は商品を販売する小売業としての姿勢が大事と言う事。
それは当たり前だけど、どうしてもITとかマーケティングとか頭でっかちになってしまうのが常。
本書はネットショップのハウトゥーというよりも、ケーススタディを紐解きながら商売の本質について語っている。
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