2009年6月17日水曜日

新たなネットプロモーション


「マックでDS」19日から全国で導入開始

今週末より、全国のマクドナルドに「ニンテンドーDSシリーズ」を利用した新サービス「マックでDS」が導入される。

「マックでDS」は、マクドナルドの店舗内のみで通信可能なDS用無線装置を使った無料コンテンツ配信サービスで、DSを持参してマクドナルドに来店すると、ポケットモンスターなどの人気キャラクターのダウンロードや、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」などの市販ゲームソフトの体験版を利用、さらにはクーポンなども入手できるそうだ。

子供連れのファミリー層というターゲットが合致した見事な展開。
DSの普及率の高さがこの展開を可能にしている。
今後はポケモンやムシキングなどのキャラクタースタンプラリーを実施しているJRも参入するのではないか。

マクドナルドの原田CEOは、「『マックでDS』の導入で、外食産業の新しい歴史が始まる。お客さまにさらなる利便性と食事以上に楽しめる場を提供していきたい。中長期的には全店舗で展開したい」と抱負を語っている。
たしかに本プロモーションは、既存のネットを活用したメールマガジンや電子クーポンなどとは異なり、インセンティブが明確で消費者を店舗誘引させる動機付けが強力だ。

さらに、任天堂は「つくばエクスプレス」の駅で利用できるサービス「ニンテンドーゾーン」も同時に開始。
マクドナルド同様にエリア内ではオリジナルコンテンツやニンテンドーDSソフトの体験版をダウンロードが可能で、つくばエクスプレスの駅ではスポーツニュース、占いのほか、「R25」や「僕秩プレミアム」などのコンテンツが利用できるようだ。

携帯電話、iPhone、DSなどのポータブルデバイスと、インターネットによるプラットホームを連動した、リアルな生活シーンでのプロモーションが大きく変わろうとしている。


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