2009年3月2日月曜日

ゴールデンスランバー化する街の監視カメラ

伊坂幸太郎著のゴールデンスランバーに、監視カメラが至る所に設置されている街が登場する。

そこでは政府側が街のカメラで市民を監視し、また撮影された映像が情報操作として活用されるなど、戦慄のストーリーとなっている。
小説を読みながら我々は現実の世界はそんなはずが無いと思う。

しかし、実はそんな戦慄の世界が広がろうとしているのだ。
現在都心では監視カメラが徐々に設置されつつある。
先日も、渋谷円山町の街並を24時間ライブ配信するといったニュースがリリースされた。
言い換えれば24時間円山町を監視しているということ。
もちろん、その映像はいつでも役所や警察などの公的機関に提出される仕組みになっているだろう。

都心の大型ターミナルの繁華街を注意深く観察してみよう。
街頭や電柱にカメラが設置されているのを見かけるはずだ。
逆にそれらは我々を注意深く観察しているだろう。

 


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