2009年2月6日金曜日

【BOOK REVIEW】銀行システムの仕組みと理論

銀行システムの仕組みと理論 (著)前田拓生



金融を銀行側から概観した内容かと思いきや、「お金」の意義や金融システムについて研究論文的な体裁でまとめた本。
貨幣の仕組みや機能、ゴールドスミス・バンカーなど、そもそも「お金」とはなんぞや?という考え方が非常に分かりやすくまとまっている。
大学生や新入社員が金融の仕組みを学ぶためには非常に充実した教材になるのでは。

現在電子マネーや株券の電子化など、貨幣の存在自体が大きく変化している過渡期。
今一度「お金」について見つめ直すことができる良書。


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