本日、YouTubeの画面サイズがノーマルテレビ同様の横縦比4:3から、デジタル放送やハイビジョンで使用されている横縦比16:9のワイドサイズに変更となった。
現在はほとんどのビデオが4:3形式で投稿されているから、ワイドになると左右に黒い部分ができることになる。
以前タモリ倶楽部で、テレビ番組が地デジにむけて、HD(16:9)化する中、制作側の視点でSD(4:3)とHDの違いを比較する内容の放送があった。
番組の検証によると、HDの場合は縦がSDより圧縮されるため、その分音声のガンマイクを出演者に近づけることができるそうだ。
実は以前から音声のガンマイクが画面上から見切れていることを幾度か見受けていた。
タモリ倶楽部の検証を考慮すると、これは制作側(音声スタッフやカメラマン)のミスではなく、自宅のテレビが4:3のブラウン管だったせいなのかもしれない。
要するに番組がHD対応していることから、制作現場にてカメラマンのHD対応カメラにはガンマイクが見切れていない、そして音声スタッフもHDでガンマイクが見切れないラインまで出演者に近づけて制作しているということ。
HDTVがデファクトスタンダードになって、SDTVは次第に淘汰されている。
今回YouTubeがワイドサイズになったことで、4:3画面のグループに属している私はより肩身が狭くなった気がする。
さながら、周りは通勤通学時にiPodで音楽聴いているのに、まだ一人だけCDプレーヤー使っているみたいな感じだろうか。
オリンピックで売上げが伸ばせず、現在値下げ傾向の地デジ対応テレビ。
そして、2011年の地デジ移行時期には、ブラウン管テレビの大量廃棄と隆盛する環境問題などにより廃棄費用が発生するとの懸念もある。
ブラウン管テレビのキャッシュバック回収までしているている今が買い時なのかもしれない。
しかしYouTubeの突然の画面サイズの変更は海外でも話題になっているように、議論を呼びそうだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿