東京消防庁の発表によると、2年間で135人がパンをのどに詰まらせる事故を起こしているとのこと。
また、食べ物をのどに詰まらせた事故は全体で2,443人、このうち71人が死亡。うち「ご飯・すし」が17人と最も多く、パンは「もち」の7人を上回り2番目となっている。
さらに調べてみると、食べ物による窒息の死亡者数は、毎年4,000名を超えており、平成19年度の厚生労働科学特別研究事業による「食品による窒息の現状把握と原因分析」調査の結果が発表されていた(下表)。
上記結果によると「もち」「ご飯」「パン」といった主食での事故が非常に多く、年齢分布もほぼ高齢者と乳幼児に偏っている。
最近「蒟蒻畑」の生産中止について様々な議論が出ている中、「蒟蒻畑」が事故を起こしていることは重く受け止めなければならないが、高齢者と乳幼児は危険性の高い食品の摂取をなるべく避け、食する際の工夫も必要であり、然るべき団体やメディアでの注意喚起、そして消費者自身が意識するがも重要ということを示唆している。
そして、それが先日エントリーした「署名TV」の結果に表れているのかもしれない。
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