2008年10月7日火曜日

4人のサムライ達と自身のつながり

本日は4人の男に注目が集まった日であった。


まずは緒形拳。
昭和の名優がまた一人亡くなってしまった。
緒形拳が自分の高校のOBということもあり、今まで親近感を持ちながらスクリーン越に見ていた。
ニュースによると彼は4年近く癌と闘い、闘病中も共演者やスタッフに隠してドラマなどに出演していたそうだ。
高校を卒業して演劇の世界に身を投じ、死ぬ間際まで仕事を全うした。
そんなOBの姿勢に感慨深い一日となった。

そして次は、ノーベル物理学賞を受賞した、南部陽一郎氏と、小林誠氏、益川敏英氏の3名。
なんと、50年前に南部氏が提唱した理論が今になって受賞されたのだから、3氏も会見で喜びよりも驚きが大きく、苦笑いをしていたのが印象的だった。
日本人ノーベル初受賞者の湯川秀樹氏をはじめ、日本の物理学、そして素粒子論は世界の中で先進的だ。
自身も学生時代物理学を専攻し、原子物理学の研究を行っていたので、素粒子について非常に興味関心がある。
今回の受賞は、人気が陰る物理学に明るいニュースをもたらせてくれた。

自身に間接的に関わる男達の明暗のニュースに一喜一憂した一日だった。


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