2008年8月30日土曜日

オリンピックその後

オリンピックが終了して約1週間。

テレビ各局では金メダルを獲得した選手を集め、興味のそそる内容から、どうでもよい内容まで質問攻め。
オリンピック前に賑やかされていたマラソンやシンクロ、野球などはメダルを獲得できなかったため蚊帳の外。
放映される番組はオリンピックの総括や考察ではなく、メダリストをダシに使った視聴率争いに見え全く面白くない。

またオリンピック中も日本人が出ているにも関わらず視聴率が獲れなさそうな種目は録画放送すらない。
種目や競技人口に関係なく、オリンピックに出場された選手にはもっと注目すべき。
特にNHKはその義務があると思うのは私だけか。

そこで面白い記事を紹介。
NHKに「閉ざされた言語空間」

本記事では、
「NHKだけが2時間以上も中国の国威発揚を延々垂れ流した。ニュースは五輪宣伝番組と化した。欧米メディアの五輪批判報道は閉ざされた。」と書かれている。
一部の民放番組、海外メディアでは、華やかなオリンピックの裏側にある中国の政治的・経済的問題を取り上げている中、NHKはただ生中継を繰り返し放映しているだけだったとしている。

確かに、NHKのオリンピック放送には肝心な報道が含まれていない。
NHKの主張したいことも皆無。
視聴者からのFAXを集めて公共電波で発表することが視聴者参加型で面白い番組作りだと考えているのだろうか。
もっと日本国民に伝えなければならない情報は沢山あるはず。
甲子園とオリンピックの中継で終えたNHKの夏の放映に違和感を覚える。

ちなみにWEBでもっぱら話題になったのがコレ。
波紋広がる?五輪“公式”ゆうこりんラジオ

大会取材陣に配られたプレスキットにあったラジオ。
五輪ロゴシールが貼られており、剥がすとなんと小倉優子の写真が貼ってあったとか。
海賊品の可能性もあり、中国らしい?珍事件に、一部のサイトではオリンピックではなくコリンピックとも。

WEBで新鮮な情報を自分に都合よく入手できる今、テレビで伝えることをもっと真剣に論議すべきなのではないだろうか。


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