ついに公式サイト表示についてもお金で買える枠になるとのこと。
ドコモは「利用者数では順位の変動があまり無く、入札制を導入することで活性化を図るのが目的」と説明。
また業界関係者談として「これまで知恵を絞って面白いサイトを作って上位に表示されるように努力してきたが、お金で買えるとなると、戦略を変える必要に迫られる」と記事内で紹介されている。
確かにその通りで、ドコモの説明は矛盾している。
ドコモの言う活性化は、コンテンツの活性化ではなく、資金流動の活性化としか思えない。
コンテンツプロバイダーは、キャリア公式サイトの認定に向け、各キャリアフォーマットに合わせるプログラム処理など多額の費用を掛けているが、それは公式サイト参入後に収益が見込めるから。
今後公式サイト認定後にも多額の費用が発生するとなると、参入障壁が非常に高くなり、ベンチャーや資金の少ない企業は運営できなくなる。
となると、資本があり携帯事業に参入意向のある大企業とタッグを組む戦略が近道か。
ここで面白いブログ記事を紹介。
最近の低迷で、ドコモは経営陣などが一変し、そしてロゴが変わり、ブランドコミュニケーションも変わった。
そのドコモの自社PRページ「Answer Factory」をi-modeで見ようとするとパケット有料で驚いたというのが記事の内容。
「自社のPRにも通信料を課すあたり、どんな神経をしているのかと驚きます。最初からお客様を見ていません。」との厳しいコメント。
しかし、今後公式メニューを広告枠のような扱いにするのであれば、PC世界のように通信費をフリーにすべき。
そして先日にエントリーでも書いたが、ドコモにはもっとユーザービリティ・顧客満足、そして豊かな生活の実現に向け試行錯誤をしてほしい。
今のドコモは、頭打ちしたマーケットや最近の業績低迷を挽回するために、お金を生み出すスキームしか考えていないのではないかと思ってしまう。
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