2008年4月9日水曜日

企業・ブランドメニューの意味は?


iモードに「企業・ブランド」カテゴリが登場、企業サイトのモバイル対応が進むか。

一昨日、iモード「メニューリスト」に「企業・ブランド」カテゴリが新設された。
業種別に16カテゴリあり、業種内での大手企業が数社表示されている。

ドコモによる新設理由は「利用者動向を分析した結果、起票のPRページに対するニーズが高まっていると判断した」との事。
またドコモの法人事業の一部として、公式サイトの開設も請け負っていくらしい。

実際に閲覧しみるが企業広告以外の何ものでもなく相当な違和感。
例えば写真のように「食品/飲料」項目で9項目、「化粧品」で1項目あるのだが、どのような理由でこの企業が選ばれプライオリティがつけられているのかが明確でない。

単純にメディア販売していくというのは想像できるが、それだけでは無いのだろう。
確かに多くの企業がまだパソコンサイトに特化している傾向があり、今後モバイルサイトの開設ラッシュは容易に想像できる。

通常企業がウェブサイトを作成する場合、専門の制作会社にアウトソーシングする。
しかしドコモは企業へ直接営業し、モバイルサイトのコンサルティング・プロデュースにより企業を囲むことを狙っている。
いわば銀行がメインバンクにしてもらうように営業するのと似たようなものか。

しかし、どこまで試験的で、どのような未来予想を描いているのかが全く見えてこない。


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