2011年3月8日火曜日

℃-ute 5年間の軌跡(キュート シングルPVまとめ)

アイドル初心者に向けた動画を幾つか紹介いただいたので見ていきたいと思う。
まずは「℃-ute 5年間の軌跡(キュート シングルPVまとめ)」から。



以前のエントリー「
今更で恐縮だがハロプロって格好良いと思う」でも触れたが、℃-uteはYouTube動画「都会っ子 純情 Dance Shot Ver.」ですっかり魅了されてしまったグループ。
今回の動画は時系列の紹介になっていて、初心者には非常に参考になるだろう。

順を追ってみていくと、どうしても脱退が気になるが、逆に継続して頑張っているメンバーの成功を切実に願ってしまう。
最後に現メンバー5人の名前が大きく表示されるところにグッときてしまったのは情なのかもしれない。

こうした動画を見て思うのは、アイドルは成長を見守っていくところにエンゲージメントがあるということ。
歌やパフォーマンスの向上を、そして美しい女性に変化していく姿や言動をファンはリアルで体感していく。
この動画を見ただけでも、彼女たちの成長に情がうつるのだから、ファンの方の思い入れは相当だろう。

これは「成長を体感・共有する」がアイドルの定義の一つであることを示唆しているのではないだろうか。

男性も女性も関係ない。
例えば、ジャニーズ事務所のアイドルを長年追っかけている女性も同様なはずだ。

ただピンクレディなどの場合は少し異なる。
2〜3年で活動を終えたピンクレディはファンが「成長を体感・共有する」ことはなかった。
これはアイドルではなく「ブーム」だったのだ。

現在K-POPがブームだと言われることが多々あるが、それはピンクレディのようにアピアランスにしか目がいっていないからだろう。
UFOの振付けが小学生にまで流行ったように、KARAや少女時代のダンスが多くの人に真似されている。
これは完全なブームである。

一方熱心なK-POPファンは、東方神起が日本で活動していく成長過程を共有したり、最近日本でデビューしているアイドルにおいても韓国での長い下積活動に目を向けたりと、彼ら彼女たちの「成長を体感・共有」しようとしているのだ。
特に韓国アイドルは言葉の壁を乗り越えようと必死に勉強し、間違いながらも一生懸命話そうとしている。
ファンはその成長に心を打つはずで、完成されたエンターテインメントだけを望んでいるわけではないだろう。

℃-uteからK-POPに話しが飛躍してしまったが、踊ってみた動画で一躍時の人となった岡井千聖さんをはじめ、℃-uteのメンバーのポテンシャルにはまだまだ期待があり楽しみだ。
ただ個人的には、可愛らしい曲が多い中「都会っ子 純情」のようなクールでかっこいいダンスを取り入れた曲をもっと増やしてほしいと思う。

ということで、℃-uteの5人は完璧に覚えました。




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