2011年3月18日金曜日

東北地方太平洋沖地震発生時の全テレビ局同時マルチ映像

東北地方太平洋沖地震発生時の全テレビ局同時マルチ映像が話題になっている。

東京の6つのテレビ局の放送が同じ時間軸で編集され、東北地方太平洋沖地震発生時に放送していた番組、緊急地震速報に切り替わったタイミングが分かる。
NHKと民放のあまりの違いに呆然とする。





この映像は東京のテレビ放送の比較なので、東北地方については不明。
ただ災害時におけるNHKの信頼性と民放の頼りなさが明白となった。

しかし地震速報の時間がこれだけ大きく異なると、避難にも影響がありそうで怖い。
例えば今回の東北地方太平洋沖地震では20〜30分で大きな津波が到達しているところもあるからだ(下図参照)。

> 引用:Diary or Notes(東北地方太平洋沖地震 津波(最大波)の到達までの時間と高さ)


ちなみに、YouTubeのコメント欄では下記の説明がされている。
「民放には法律上緊急地震速報(警報)を放送する義務はありません」とのことらしい。

緊急地震速報は気象業務法13条に基づき地震動予報・警報として 発表されるもので、一般向け緊急地震速報は推定震度5弱以上の場 合に発表される地震動警報を報知するものです。
気象警報と同様に発令されていないにもかかわらず発令することは 気象業務法違反になります。
これはテレビ局の問題ではなく、法制度上の問題です。
また気象業務法15条には「気象庁は(中略)警報をしたときは、 政令の定めるところにより、(中略)日本放送協会の機関に通知し なければならない。(後略)」
同6項に「(前略)直ちにその通知された事項の放送をしなければ ならない。」と定められています
逆に言うと(対象地域において)放送しないことが正当化されるわけではありませんが民放には法律上緊急地震速報(警報)を放送する義務はありません



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