2011年2月16日水曜日

踊る大捜査線テーマ曲のパクリ疑惑が話題に

踊る大捜査線のテーマ曲が20年前の曲にそっくりな件が話題になっている。

パクリ疑惑として指摘されている原曲は、BARCELATA CASTRO LORENZOが作曲作詞したメキシコのEl cascabel(日本音楽著作権協会(JASRAC)作品コード0K3-4404-1)であるが、著作権は消滅しているため、著作権使用料の観点からは独立した2つの曲として扱われるとのこと。(Wikipedia)

踊る大捜査線使用曲


原曲と疑われている曲



踊る大捜査線使用曲


原曲と疑われている曲



ここまで似ていたら確かに疑われても致し方ないが、日本ではヒップホップをはじめ、海外の曲をサンプリングもしくはオマージュとして使用している場合も多い。
例えば下記の楽曲などがある。

■East End × Yuri「DA.YO.NE.」
George Benson「Turn Your Love Around」をループさせているトラックをつくっている。


■小沢健二 featuring スチャダラパー「今夜はブギー・バック」
En Vogue 「Give It up, Turn It Loose」をモチーフにしている。


■Dragon Ash「Grateful Days」
Smashing Pumpkins「Today」のイントロをループさせている。


■モーニング娘。「LOVEマシーン」
Shocking Blue「Venus」からギターを引用。



ちなみに、East End × Yuri「DA.YO.NE.」は当初George Benson「Turn Your Love Around」を無断使用しており、たまたま来日していた作曲者のチャンプリンが耳にして無断使用が発覚。
当時のレコード会社ソニーに異議を申し立て、かなり多額の使用料を支払うことになったという。

踊る大捜査線の場合は、原曲と思われる曲の著作権が消滅しているとは言え、サンプリング文化とは異なる映画楽曲でここまでやってしまうと、オーディエンス側としてはかなりガッカリしてしまう。

ちなみに、踊る大捜査線のパクリ疑惑の流れで、ZARD「負けないで」までも白羽の矢がたてられていたりもする。

イントロがほぼ同じである。






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