2010年4月23日金曜日

ナイキエア暴露映像。だう!

ナイキのバイラルムービーが今回も素晴らしい。

まずは、ナイキシューズのメインテクノロジー「NIKE AIR」の裏側を公開した「ナイキエア暴露映像。だう!」。
「NIKE AIR」は、アスリートのパフォーマンスを究極に引き出すためのクッションニング・テクノロジーで30年以上前に生まれたそうだ。
映像は、ナイキに勤めるエア部長がエア収集所で一流のアスリートたちの生の呼吸(AIR)を採取して、シューズに注入されるというストーリー。
カール・ルイス、ポーラ・ラドリフ、マリア・シャラポワ、ジョン・マッケンロー等、超一流のアスリートが登場している。




次の映像はNIKE FREE RUN+ のスペシャルサイト「Nike Music Shoe」。
シューズを曲げたりひねったりすると音がでるNIKE FREE RUN+をHIFANAが演奏している。
シンプルだが、演出が秀逸。
なお映像の中で実際に演奏に使用されているNIKE FREE RUN+は特別に制作されたもので実際には音は出ない。



ナイキやユニクロは、Webでバイラル化していくために、コンテンツに対してアイデアや費用の注力を惜しまない。
それぞれの商品特性を、ひねりながら、そして遊び心を入れながら、CMで放映する映像と遜色無いクオリティで作り上げる。
通常テレビなどで放映するとなると億単位の費用が発生するが、フリーメディアやソーシャルメディアを有効活用し、費用を抑えながらも、一人一人にと深いコミュニケーションを図りブランドを浸透させていく。
大企業ほど、なかなか手を出しずらいプロモーションだと思うが、それを見事にやりのけているのがすごい。
このようなプロダクトPRや、マスターゲットではない機能製品や嗜好品は、どんどんマスメディアからWebメディアへの移行が進むだろう。


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