2009年12月10日木曜日

Google年間検索ランキング

Googleの年間検索ランキング日本版が発表されていたのでご紹介。

非常に興味深く面白い結果になっている。

<年間ランキング>
1.yahoo
2.youtube
3.mixi
4.amazon
5.facebook
6.楽天
7.2ちゃんねる
8.hotmail
9.msn
10.ニコニコ動画

Googleの検索ランキングの1位が「yahoo」とは皮肉としか言いようが無い。
これは、インターネットカフェやホテルなど共有PCのブラウザのホーム画面がデフォルトでGoogleになっている場合が多いとうことが推測される。
ブラウザを立ち上げた後、ユーザーは使い慣れている「yahoo」にすぐ遷移してしまうのだろう。
そして意外にも「facebook」がランクイン。
日本のSNSは圧倒的にmixiもしくはAmebaで、「facebook」の認知度・使用率は少ないはず。
Yahoo!年間検索ランキングでは50位にも入っていないのだから不思議。
日本在中の外国人の影響か。

<急上昇ワードランキング>
1.ドラゴンクエスト 9
2.田中 美絵子
3.bing
4.北野 誠
5.シンケンジャー
6.デモンズソウル
7.酒井 法子
8.ダンプ 松本
9.銭ゲバ
10.仮面ライダー ディケイド

2位の「田中美絵子」は森喜朗の選挙区から民主党公認で出馬した小沢チルドレンだ。小選挙区では落選し比例代表で復活当選した。
当選後に、以前風俗ライターや映画へのヌード出演が明らかになり話題になったからだろう。
戦隊モノの「シンケンジャー」が堂々の5位にランクインされているのが不可解。
10位には「仮面ライダーディケイド」がランクインしているところを見ると、子供に加え奥様方を虜にしているのかもしれない。

<「○○とは?」ランキング>
1.twitter とは
2.FX とは
3.CSR とは
4.RSS とは
5.アドオン とは
6.saas とは
7.アーカイブ とは
8.クラウド とは
9.ASP とは
10.コンプライアンス とは

「twitter」が見事1位に。
全体的に今年流行ったWebサービスやWeb用語がランクイン。
「CSR」や「コンプライアンス」は今年の世相を反映している気がする。

<モバイル急上昇ワード>
1.ドラゴンクエスト 9
2.酒井法子
3.iphone
4.渋谷
5.新宿
6.twitter
7.インフルエンザ
8.ipod
9.youtube
10.yahoo

やはりPCと異なり、若者による検索が多い事がうかがえる。
また「渋谷」「新宿」といった特定の地名がランクインしているのは興味深い。
東京への旅行や出張などで検索しているのだろうか。
また、Yahoo!モバイルにて「mixi」「モバゲータウン」「GREE」「アメブロ」など若者に人気の高いSNSがランクインしているのとは対照的。
Yahoo!検索しているモバイルユーザーはコミュニケーションに興味関心が高く、逆にGoogle検索しているモバイルユーザーは「iPhone」「twitter」などがランクインしている事からも、年齢が高めでITに興味が高い傾向がある。

GoogleとYahoo!では、同じ検索エンジンでも検索結果や使用方法は大きく異なっているから面白い。
現在Googleは検索を訴求したキャンペーンを行っているが、このあたりの事も踏まえて展開しないと成果は上がらないだろう。
来年のランキングも楽しみだ。



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