2009年10月6日火曜日

トーキョー・メットガール

YAMAHAのプロモーションで展開されているブログパーツが秀逸。
マウスでスクラッチを擦ると、日替わりでヘルメットを被ったメットガールが表示される。
さらにその女の子を擦ると別のメットガールが。
メットガール達は毎日日替わりで変わるそうだ。


男心をくすぐるギミックに加え、マウスオーバーしてのスクラッチを擦る感じが絶妙。
リッチコンテンツでもなければ、複雑な仕組みでもないのだが、自身のブログに貼付けることで訪問者の興味をくすぐることができる。

ただ最初どこの企業のブログパーツか分からなかったので、YAMAHAのバイクやスクーターにまたがったメットガールを登場させるなどプロダクトプレイスメントすることで、もう少し企業色を出しても良いと思う。

それにしても驚いたのが、YAMAHAのホームページでは女性向けに様々なWebコンテンツを展開していること。
ライフスタイルに合わせた提案、キャラクター展開、バイクでの東京散歩マップ、そしてブックカバーまでダウンロードできるなど、非常にオシャレ。
今までスクーターと言うと男性もしくは中年女性のイメージが強かったが、今はだいぶ違うようだ。

エコブームだからか、自動車離れだからか、昨年は下記の表の通り、電動自転車が原付の出荷数を上回ったとのニュースもあった。
確かに街中で原付を見る機会が減った気もする。


そこでYAMAHAは若い女性をターゲットにして新しい需要を掘り起こそうとしているだろう。
免許の取得も運転も簡単、自転車程度の保管スペースと維持費の安さ、そして広がる行動範囲を考えたら、1人の時間を過ごす相棒としては打ってつけだ。

今までオシャレなバイクと言えば、ベスパやジョルノだったが、やはりそれらも男性向けだった。
若者女性向けのプロダクトというのはまだ未開拓の市場だったのかもしれない。
果たして市場のニーズ、大きさはいかほどなものなのか。
人生のほとんどをバイク通学(通勤)してきた私にとって、楽しみな話題だ。


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