夏フェス振り返り 〜後半篇〜

前半篇に続き、夏フェスの後半を振り返ってみる。

■RISING SUN ROCK FESTIVAL 2009
今年も一段と会場が広くなっていたが、昨年の10周年に比べ来場者がだいぶ減っていて寂しい印象。
でも2日券だけの販売だったのでキャンパーが増えてオールナイトのキャンプフェスとしてはいい感じ。

印象に残っているステージは「吉川晃司」「UNICORN」。
「吉川晃司」については歌唱力はともかく、、パフォーマンスが最高だった。
セクシーな腰の振り加減に陶酔した絶妙な手の動き、そして恒例のシンバルへの回し蹴りもさすが。
また「UNICORN」は単純に聴いていて楽しかった。

夏フェス唯一？のメタルバンド「LOUDNESS」も観たが、深夜の疲れている時の高音ヴォイスはきつかった。
でもレジェンド達を見ることができたのは良い思い出。
「稲川淳二」「小泉今日子」はオーディエンスが多過ぎて諦めた。
しかし最後に素晴らしい朝日が拝むと、ライジングっていいなって素直に思う。
高校の仲間とかと一緒に言ってキャンプやバーベキューとかしたいなぁ。

■RUSH BALL 2009
チケットの発券番号で入場させるシステムからもフェスと言うよりイベント。
相変わらず2つのステージの音が入り混じっているカオスな会場だった。
いい加減ステージの位置やステージ進行を何とかならないかとも思う。
ライブでは、「ストレイテナー」が非常に良いパフォーマンス。
ライジングより全然良かったのでは。そして「Your Song Is Good」「telephones」のステージでは、若者達が踊り狂っていたのが印象的。
会場全体を見渡しているとこちらまで楽しくなってくる。
それにしても「telephones」は新鮮。
「9mm Parabellum Bullet」「THE BAWDIES」「凛として時雨」「RADWIMPS」などと同様に若手注目バンドの一つ。

■Sun Set LIVE 2009
今年も最高の天気だったが、昨年に比べ水着率は減ってバカンス感は無かったように思う。
しかし毎度の事だが、このフェスの来場者は酒飲み過ぎ。
気性の荒い九州人が焼酎ばかり飲んでベロンベロンになっているから、フェスというより地元の祭りといった感じ。
だから来場者同士の喧嘩とかも多いらしい。。

ここではもちろん大好きな「東田トモヒロ」だけは全曲チェック。
ライブ後に少し話したが年内にアルバムをリリースするようだ。
インディーズの活動になった東田さんを是非とも応援していきたい。
そして「ハンバートハンバート」「Port of Notes」「Dachambo」も素晴らしかった。
曲も良いんだが歌と雰囲気にやられてしまう。
ライブ後に「ハンバートハンバート」の2人と話した時に、お互い顔を覚えていて「お久しぶりです。絶対過去に会っているんだけど、どこで会いましたっけ」的な（笑）。
たぶんプライベートで会っているんだと思うんだけど、依然思い出せないでいる。。

最後にこのフェスで最も気になった事。
それはキマグレンのバックバンドのベースが赤い

ブーメランパンツ一枚で演奏していた事。
さらにコーラスでグイグイ前に出てきてキマグレンの二人より確実に目立っていた。
いくらビーチ脇のステージとはいえ、もっこりさせたブーメランパンツ一枚での出演はアウトでしょ。
キマグレンのライブ中、ずっとそれだけが気になっていた。。
ちなみに、同じステージに立った「鶴」が別のイベントのMCでその件を話したらしい。
やっぱり他のアーティストの皆さんも気になってたのね。

サンセットで今年の夏も終了。
毎年思うが、来年の夏こそもっと計画的にライブを見るようにしたいものだ。