2009年7月11日土曜日

東京都議会選挙を前に思う事

明日は東京都議会選挙。

衆議院の総選挙にも影響を与えるとしてメディアでは注目されている。
しかし、都議会選挙自体盛り上がっているかと言うとどうなんだろう。
駅前や選挙カーで演説している姿は見かけるが、熱は感じない。
駅前での演説を見ていても、「私は政治資金をきちんと使っています」「消費税0」とか、さらには覚えてもらうため名前を連呼するだけなど、とんちんかん。
期間が短くレベルの低い選挙活動には甚だ呆れるばかりだが、最も残念なのは立候補者のプロフィールやマニュフェストなどが不明な事。
顔写真のポスターは掲示板に掲出されているが、重要なのはそこじゃないでしょと。
投票で選ぶために必要な情報が全く得られない。
掲示板や駅前・バス停などの生活動線上、さらには有権者宅への折り込みチラシなどで、投票に必要な情報を訴求するべきではないだろうか。
もしかしたら新聞では立候補者の一覧が折り込まれているのかもしれないが、今時新聞よりネットである。
しかしネットで候補者をググっても表示されるのは一部だけ。
都議会選挙のホームページでも紹介されていないとはいかがなものか。
そんな情報が少ない中で、何を基準に選んで票を入れられるわけがない。
ネットを活用した選挙活動が行われていないのは、年配者や組織票を中心として票を集めている政党の戦略なのではないのかと勘ぐってしまう。
これでは投票に行く若者は少なくなるのではないのだろうか。


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