2009年5月12日火曜日

プッシュトーク終了に思うこと


NTTドコモ、グループ通話ができる「プッシュトーク」サービス終了を発表


NTTドコモが、最大5人のグループ通話が楽しめる「プッシュトーク」と最大20人でグループ通話が可能な「プッシュトークプラス」についてサービスを終了すると発表したとのこと。

プッシュトークと言えば、2005年冬、KAT-TUNのデビュー時にCM起用し、莫大な広告予算を掛けてプロモーションを展開していた。
当時多くの人がトランシーバー的なサービスに疑問を感じていた。
無料だったらまだしも、メールの定額制がある時代に月額費を支払い、過去にタイムスリップしたようなトランシーバー機能を使うとは到底考えられない。
高校時代に持っていたPHSは無料でトランシーバー機能を使用できたいたので、PHSより劣っていると言う事になる。
使用シーンのパンフレットも多量に配布されていたがリアリティに欠けていた。
そして、予想通り流行らず終了してしまった。

ドコモによれば「『ファミリー割引』のグループ内無料通話の提供や『パケ・ホーダイ ダブル』の導入などによるコンシューマ市場の変化に伴い、経営資源を集中すべく、サービスを終了することにした」としている。
マーケットが飽和し新規加入が望めない携帯市場において、今回のようなサービスや事業の撤退は各キャリアとも今後増えてくるだろう。


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