2009年4月11日土曜日

【BOOK REVIEW】コンサルティング実践講座

コンサルティング実践講座 (著)須藤美和



昨年読んだ企業ファイナンス入門講座が非常に面白く参考になったので、シリーズである本書を購入。

本書は「戦略思考による課題解決」「プレゼンテーション」の二項目に分け、具体的な実践方法を提示している。
コンサルティングや営業実務を経験する中での参考書的な内容。

顧客の心理に迫るインサイト導出のアプローチに「顧客のために」と「顧客の立場に立った」の発想の違いが下記の通り紹介されている。
「顧客のために」はお客とはこういうものだ、こうあるべきものだという決めつけからきており、自身の経験や常識が前提になっているため、できる範囲の事しかできない。
しかし「顧客の立場に立った」は、わがままで矛盾する顧客の心理や感覚を共有することからきて、自身の経験や常識をいったん否定し無理をしてでも取り組むことができる。
この2つの違いはちょっとした言葉の違いだが考え方が大きく異なり、仕事だけではなく日々の生活の中でも考えさせられる一節だった。

企業コンサルの具体的なケーススタディを期待していたのだが、タイトルが表す通り本書はコンサルティングの業務マニュアルだったので、自身の参考にはあまりならなかった。


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