楽天の野村監督が、自身の経験と知識から導きだした監督論。
苦労人で努力家の野村監督が具体的な監督名と経験を踏まえながら語っている内容は読み応え十分で、野球好きは非常に楽しめるはず。
勝つために「知力」「体力」「やる気」が必要だがプロとして「体力」「やる気」があるのは当然で、「知力」の差で勝負が決まるといった言葉は印象的。
ほかのスポーツでも仕事にも通じることだ。
また、繰り返し述べていた一つに、右腕になる参謀が必要だということがある。
これは非常に共感できた。
ただこれには出会いという運も必要で、トップや参謀に恵まれない例も世の中には多々あるが。
しかし今年74歳になるのに、第一線で20〜30歳の選手と共に同じゴールを目指し、叱咤激励している姿には本当に偉大さを感じる。
普通だったら、のんびり暮らしたいと思うではないだろうか。
74歳になっても、目標を持ち生き生きして輝いている姿こそ、学ぶべき所なのかもしれない。
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