PL(損益計算書)、BS(貸借対象表)、CS(キャッシュフロー表)を具体例を通して理解するための会計学習本。
あくまで財務3表を読むために表の設計を学ぶ本なので、企業の運用に必要なファイナンス(財務)については触れられていない。
3表の説明では、事例を用いてシミュレーションしながら表を追っていくので非常に分かりやすい。
特にそれぞれの表の数字がどのようにつながっているのかを丁寧に解説している。
日本では、PL、BSを重要視してきた流れから、内容も広く知られているが、CSについては諸外国に比べ依然認識が甘い。
経済事情や新会計基準などから、今後CSを読めることが非常に重要になってくるため、企業会計に問題意識のある方のスタート本として良いと思われる。
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