先日のエントリーで紹介したMAKE-UPの「ペガサス幻想」がリフレインしているのだが、子供の頃見聞きしたアニメ主題歌は数十年経っても口ずさむ事もできるし、当時の記憶を蘇らせてくれる。
例えば、「ドラえもん」「ハットリ君」をはじめとする藤子不二雄アニメ、「鬼太郎」「キン肉マン」「アラレちゃん」「ドラゴンボール」などなど多くの人がカラオケで歌えるのではないだろうか。
出典)wikipedia他
またアニメだけではなく特撮の「仮面ライダー」「ウルトラマン」「戦隊物」も記憶に刻まれている。例えば「赤いマフラー♪」「ウルトラの父がいる♪」「ダイダイダイダイナマン♪」などである。
これら主題歌は番組のために作られた歌詞と楽曲で、さらに印象や雰囲気を醸成させるのに大きく貢献した。
しかしいつの頃からか、番組にはタイアップ音楽と言う手法が登場し、番組固有の主題歌がどんどん無くなっていった。
アニメソングは今でこそ“アニソン”として地位を確立しているが、レコード~カセット~CDによるメディアの変化や、広告手法の変化により紆余曲折があったのだ。
ここではアニメソングにスポットをあて、主題歌の変遷をたどってみた。
アニメソングは今でこそ“アニソン”として地位を確立しているが、レコード~カセット~CDによるメディアの変化や、広告手法の変化により紆余曲折があったのだ。
ここではアニメソングにスポットをあて、主題歌の変遷をたどってみた。
調べてみると、アニメ主題歌がレコードとして本格的に発売されたのは、1963年の連続TV漫画「鉄腕アトム」のようだ。
そして最初のロングセラー商品は1966年5月に発売の『オバケのQ太郎』の「オバQ音頭」らしい。
そして最初のロングセラー商品は1966年5月に発売の『オバケのQ太郎』の「オバQ音頭」らしい。
当初は売れない歌手やスタジオミュージシャンによるアルバイト的なものとされていたが、主にアニメソングを専門に歌う歌手が登場するようになる。
その主な歌手が、アニメソングの四天王と言われている「大杉久美子」「ささきいさお」「堀江美都子」「水木一郎」の4名である。
その主な歌手が、アニメソングの四天王と言われている「大杉久美子」「ささきいさお」「堀江美都子」「水木一郎」の4名である。
それぞれの代表曲は下記の通り。
・大杉久美子 「アタックNo.1」「エースをねらえ!」「フランダースの犬」
・ささきいさお 「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「科学忍者隊ガッチャマン」
・堀江美都子 「ハクション大魔王」「キャンディ・キャンディ」「ひみつのアッコちゃん」
・水木一郎 「マジンガーZ」「超電磁ロボコン・バトラーV」「ジャングル大帝」
・大杉久美子 「アタックNo.1」「エースをねらえ!」「フランダースの犬」
・ささきいさお 「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「科学忍者隊ガッチャマン」
・堀江美都子 「ハクション大魔王」「キャンディ・キャンディ」「ひみつのアッコちゃん」
・水木一郎 「マジンガーZ」「超電磁ロボコン・バトラーV」「ジャングル大帝」
これらは基本的には主題歌にタイトルや情景が入り、歌詞や曲調は単純で分かり易く子供でも口ずさむ事が出来るようになっている。
さらにはタイトルや内容を主題歌の一聴で理解させることが最優先とされ、タイトルあるいは主人公名を織り込むことは必須とされていたようだ。
さらにはタイトルや内容を主題歌の一聴で理解させることが最優先とされ、タイトルあるいは主人公名を織り込むことは必須とされていたようだ。
しかし、アニメ作品の対象年齢の幅が大きくなり歌謡曲的な楽曲も求められたことから、歌謡曲の歌手が歌うようになってきた。
例えば、ゴダイゴの「銀河鉄道999」、杏里の「CAT'S EYE」などで、アニメタイトルを前面に出しながら、ヒットチャート上位になるというタイアップのきっかけになる現象となった。
そして次第にカセットが普及し子供が家で音楽を聴きやすくなったことで音楽市場が膨らみ、テレビ局とレコードメーカーがプロモーションを協業するようになってきた。
フジテレビ系列「ハイスクール奇面組」「ついでにとんちんかん」の主題歌を、秋元康プロデュースの「うしろゆびさされ組」「うしろ髪ひかれたい」が歌ったのがそれにあたる。
これが、タイアップの先駆けであると思われる。
これが、タイアップの先駆けであると思われる。
タイアップが増えていく中、レコードメーカーによるアイドルや新人歌手の売り出しなどのプロモーションの意味合いが濃くなってくる。
アニメ制作側としても音楽制作費が安く済むと利点があったため、レコードメーカーに主導権を握られ、頻繁に曲の変更を余儀なくされたり、意に沿わない曲でも使用せざるを得なくなるなど、本末転倒な状況になっていく。
その流れの中で、アニメタイアップの全盛期を担ったのがビーインググループの楽曲である。
ビーインググループのアニメタイアップ戦略で、好きな作品の関連商品に対する出費を惜しまないアニメファンへのアピールも積極的に行った。
代表的なアニメに、「スラムダンク」「名探偵コナン」などがある。
その流れの中で、アニメタイアップの全盛期を担ったのがビーインググループの楽曲である。
ビーインググループのアニメタイアップ戦略で、好きな作品の関連商品に対する出費を惜しまないアニメファンへのアピールも積極的に行った。
代表的なアニメに、「スラムダンク」「名探偵コナン」などがある。
ビーイングはアニメをきっかけに、CMやドラマなどでのタイアップを多く展開し、タイアップ手法の礎を作ったとされる。
しかしタイアップの潮流も収束に向かい、声優が主題歌を担当するようになる。
「林原めぐみ」「國府田マリ子」「椎名へきる」などの声優が主題歌を歌いアイドル化する現象が生まれるようになった。
さらにはアニメの名シーンや主題歌を軸にしたテレビ番組の増加も影響し、水木一郎などアニメソングのブームが再燃。
「林原めぐみ」「國府田マリ子」「椎名へきる」などの声優が主題歌を歌いアイドル化する現象が生まれるようになった。
さらにはアニメの名シーンや主題歌を軸にしたテレビ番組の増加も影響し、水木一郎などアニメソングのブームが再燃。
そして“アニソン”というポジションがつくられ現在に至るのである。
アニメ主題歌もメディアや広告手法などの時代背景とともに変遷しているのが分かる。
テレビ局や広告代理店、そしてレコードメーカーが儲ける事を前提に主導し紆余曲折したわけだが、自然と視聴者側が求めている形に収まっているように思われる。
それはマンガ・アニメがクリエイティブの性質を持っているため、広告的な要素は淘汰されていっているのかもしれない。
なおこのエントリーは、あくまでネットで調べた範囲なので正確性には欠けていると思われるのでご容赦を。
現在30代向けベストアニメコンピレーション「みんなアニメが好きだった」が発売されているので興味のある方はチェック!
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出典)wikipedia他
1 件のコメント:
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