2009年2月13日金曜日

不正契約の多いソフトバンク携帯の不思議

不正契約なぜ多い?ソフトバンク携帯、汚名返上に挑む


記事によると、振り込め詐欺に使用されたと把握した携帯電話2,300台を調べたところ、ソフトバンクが7割を占めたとのこと。
市場シェアが2割にも満たないのにこの数字は驚きだ。

ソフトバンクとしては今後対策を練るようだが、この数字は腑に落ちない。
契約数を伸ばすことに必死で、知りながら見過ごしているのではないかと勘ぐってしまう。

というのも、ソフトバンクはYahoo!BBの前例があるからだ。
当時は広範な顧客を早く大量に獲得するために、下請け会社に多額の報奨金を出した結果、報奨金を得たいために強引な勧誘が頻発し社会問題にまでなった。
そのためかソフトバンクには、自社の製品やサービスをデファクトスタンダードにもっていくためには、なりふり構わず突き進む雰囲気を持っている。

現在、純増数がトップといっても聞こえてくるのは、飛び道具であったiPhoneの販売不振、ARUPの伸び悩み、そして厳しい会社運営などだ。
状況が状況だけに、今後は金融機関も厳しい対応を迫ってくるだろう。
実際株価が下がって時価総額頼みの会社運営が苦しくなっているのが想像できる。
いつもワクワクさせてくれる孫さんには好感を持っているのだが、なんだか心配になる。


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