ランキングエントリーの最後は今年読んだ本。
ここではビジネス書も小説も関係なく、印象深い本をランキング。
<総評>
昨年末からは本の購入にお金をケチらず、とにかく興味分野のビジネス書を読むように心掛けた。
主にマーケティングと金融関係の分野に偏ってしまったが、月3〜4冊をコンスタントに読むことができた。
<ランキング>
①おもてなしの経営学/中島聡
ブログを書き始めたきっかけは、この本の著者中島氏のブログのファンになったことといても過言ではない。
発売当日には、八重洲ブックセンターまで中島氏と海部氏の対談を観に行き、その場で本を購入。
様々な事に興味を持つ事つ動機づくりになった本。
②ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
伏線が張り巡らされた壮絶なドラマは圧巻。
現実と重ね合わせドキドキしながら一気に読んでしまった。
また、ランキングには入らなかったが、ゴールデンスランバーと平行して書き下ろしたと言われる「モダンタイムス」も非常に面白かった。
名作です。
③お金は銀行に預けるな/勝間和代
FP資格取得のきっかけになった本。
読み終えた時には、今後の人生への問題意識が一気に高まった。
ファイナンス分野への興味を創造した一冊。
④企業ファイナンス入門講座/保田隆明
コーポレートファイナンスをケーススタディを用いながら、分かりやすく説明されている。
分かっているようで分かっていなかった企業財務についての勉強と、企業の成り立ちについて学ぶ事で、視野が広がる。
企業に勤める者にとって必携の一冊と言ってもよいのでは。
CSRの取り組みについて、アメリカのケーススタディから、効果とリスクがわかりやすく説明されている。
マーケティング戦略としてCSRを実践していくことに、大きな意味を持つ事が理解できる。
日本ではマーケティング視点でCSRをロジカルに論じている本が少ないので貴重。
⑥お金を知る技術 殖やす技術/小宮一慶
③の本と併せて読みたい一冊。
基本的にビジネス書は、著者の主観的な意見が多々入ってくるので、同じような内容の本を著者違いで読む事も大切。
金融リテラシー向上に役立つ。
⑦統計でウソをつく法/ダレルハフ
マーケティング業務でデータを気にする人は必読。
世の中で提示されている様々な統計は本当に正しいのか。
常に疑問を持つ事の大切さを教えてくれる。
⑧ネット未来地図/佐々木俊尚
昨年読んだ梅田望夫氏の「WEB進化論」「ウェブ時代をゆく」の流れで読んだ本。
テレビ、雑誌、新聞、行動マーケティング等々、細かく20の論点に分け、ネットビジネスの最前線をレポートしてくれている。
ネットの普及がリスクも含めて我々にもたらしているものを整理でき、非常に参考になる。
⑨ブログ論壇の誕生/佐々木俊尚
この本を読んでブログの見方が180度変化した。
現実の世界では交わる事のない考え方の違う人たちの意見をブログによって得る事ができると言う事は、ネットの恩恵である。
読み終えた後には、早速多くのブログのフィードを設定。
⑩生命保険で得する人損する人/三田村京
生命保険への加入を考えている方には読んでおいてほしい一冊。
具体的に保険会社名や商品名を出しての比較は参考になる。
人生の中で、住宅に次いで高級な買い物とされる保険。
その保険を選ぶ前には問題意識を持ってしっかりと理解したいもの。
生命保険の仕組みについて曖昧な方は、併せて「生命保険はだれのものか」を読んでほしい。
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