2008年10月28日火曜日

mixi年賀状の行方は?

mixiマイミクに個人情報を明かさず年賀状を送るサービス


昨日、無料年賀ハガキのエントリーをしたばかりだが、本日「mixi年賀状」のニュースが。
「mixi年賀状」とは、ミクシィ内での友人である「マイミクシィ」に、住所や本名、メールアドレスを知らなくても年賀状を送ることができるサービスとのこと。
このサービスはミクシィと日本郵便、博報堂DYメディアパートナーズの連携によって提供され、通常価格は1通98円、企業広告の入ったスポンサードテンプレートは1通48円となっている。

日本郵便は民営化に移行し、積極的に商品開発していることがうかがえる。

しかし、住所・本名・メアドを知らないマイミクに年賀状を送るというのが不思議。
どのみち年賀状の送り主の住所は不明なのだから返信もミクシィを通して行うことになる。
だったらミクシィ内のメッセージのやりとりで良いのでは?と思うのは私だけか。

記事によると、「mixi年賀状」を送ると、まず受け取る側のミクシィページ内に年賀状の郵送リクエストが表示され、誰が年賀状を送ろうとしているのか確認でき、受け取る側がリンクの受け取り手続きページにて任意の住所よび本名を入力して承認するそうだ。
全くもって面倒で、これでは突然送られてくるサプライズも無い。

今後改善され、相手の承認無しにクリスマスや誕生日などの祝い時にグリーティングカードを送れるサービスがあれば楽しめそうだが、これもメッセージメールでよい気がする。

ミクシィ内での「ユーザーとマイミクのリアルでの友好深度」「マイミク承認の意思決定基準」などについて、詳しく理解していないが、本名・住所の知らないマイミクからハガキが自宅に届くのは気持ち悪い。
やはりネットとリアルの世界では相手との距離感が異なるため、混同すると面倒なことになる場合もあるのでは。

また、先日エントリーした行動ターゲティング問題に通ずるが、個人情報保護に抵触しなくとも、自身の本名と住所をマイミクに知らせていないのに届くというのは、やはりプライバシーを侵害しているに近いと思われる。


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