2008年8月2日土曜日

実証された「火星に水」


NASA、「火星に水」初めて確認


NASAは31日、火星探査機「フェニックス」が採取した凍土を熱したところ蒸気を検出し、「水が存在することを確認した」と発表。

今まで状況証拠から水存在説が唱えられていたが、今回は実験的に確認できたことで実証された。

現在、アメリカもロシアも、有人での火星探査を20年以内での実現で計画している。
しかし今まで探査計画の約2/3が失敗に終わっており、さらに莫大な予算が発生しているため、火星探査についての批判は多いらしい。
アメリカでは、国防費の1/20以下のNASAの予算の更にごく一部が火星探査に割り当てられているだけだが、「火星に水があるのが、我々の生活に関係あるのか?予算を地球のために使うべきだ」という声を無視できず、探査計画の低コスト化が進められているとのこと。

確かに一国が国民の税金を使用して生活と全く関係のない事業に投資されるのは理解を得難い。
ただ、人類は今まで探究心を失わず様々な失敗と経験を繰り返し発展してきたのだから、探求を辞めてしまったら人類に未来は無いとも思う。

でも、2/3が失敗していたら誰もが糾弾したくなる。
NASAは税金を使用していることをとを考慮することが大事。
どこぞの政治家のように税金を無駄遣いし、無用な建築物を増やすなんて言語道断なわけだから、同じようなことをしてはいけない。
成功確率を上げ、国民に理解できるような事業計画の説明があれば、きっと批判も少なくなるのだろうから。



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