賛成多数だが…--モバイルフィルタリングに対する業界各社の声
ここ最近、未成年に対するモバイルフィルタリングが論争されている。
ここ10年程度での目覚しい進歩により、親も学校も戸惑う姿が浮き彫りに。
たばこやお酒は20歳からというのと、インターネットフィルタリングを外すのは20歳からというのは異なる。
インターネットの悪い点ばかりフォーカスされ論議が進められるが、今や世界共通のインフラであるインターネットを無視することはできず、インターネットの知識・適切で有用な使い方・経験を備えることが重要。
本記事内で気になる部分を抽出してみる。
「フィルタリング技術がまだ成熟していない現時点で、その要否を親に判断させることは、親の情報リテラシーいかんで子供の情報へのアクセスが影響を受けることとなるため、中長期的にはデジタルデバイドの拡大と階層間格差を生む危険性がある(マイクロソフト)」
さらに裏付けとして下記の記事を参照。
子どもの掲示板やSNS利用、ネット苦手な親ほど心配
最も恐いのは、格差が生まれること。
デジタルデバイドは貧富の差でもある。
結局、インターネットに疎い親は有用な使用方法を知らないが為、世間のインターネットに対する暗いニュースのみを感受し、否定者となる。
親の先入観や無知なおかげで、往々にして子供の興味は否定されがちだが、インターネットはもっと別のフェイズで考慮する必要があるだろう。
これは非常に緊張すべき問題であることを認識することが必要。
無知が一番恐ろしいとは、まさにこのこと。
しかし以前のエントリーにも書いた記憶があるが、携帯電話はPCと異なりキャリアが管理しているため、未来の情報化社会における日本のポジショニングを左右するほど責任は重い。
2008年4月24日木曜日
モバイルフィルタリングへの緊張感
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