2008年3月16日日曜日

先進性イメージの裏側にある期待


携帯電話会社のイメージ、「先進性」でソフトバンクモバイルがトップに

CMイメージなのか、新規参入や料金体系のインパクトなのか、先進性でソフトバンクがトップになったとのこと。

しかし記事を見ると、
・機能が充実しているキャリアは、auとドコモが同率トップ
・デザインが良いキャリアはau、ドコモ、ソフトバンクの順
となっている。

機能やデザインに先進性があるというわけではないらしい。

仮説だが、ディズニー携帯やアーティストとのコラボ携帯、そして料金体系など既存の常識を覆すインパクトが、ユーザーに今後の期待を膨らませており、それが先進性につながっているのだと考える。

4月からはドコモも家族内の国内通話が無料になる。
ソフトバンクが他キャリアに与えた影響は大きい。

飽和している国内の携帯電話市場。
携帯電話の料金(特にネット通信)は、検索エンジン導入による広告市場の拡大や全人口総所得化でのチープ革命で、数年後には無料になることが考えられる。

先日のエントリーではメーカー側にフォーカスしたが、キャリアも新しい稼ぎ場所を創造しなくてはいけなくなってきた。

今まで右肩上がりの市場に慣れてきたキャリアよりも、やはりソフトバンクが“しでかして”くれそうなワクワク感はある。
ユーザーもなんとなくそんな期待感があるから、先進性を感じるのだろう。

そんな折、街角で携帯電話ショップのPRパネルを見る。
このアプローチはどうなのか(苦笑)。
タタキ売りだし、任天堂の商品がメインだし、冷めてしまう。


しかし、街中での大量サンプリングでYahooBBをシェアトップにしたことを考えると、一概に否定はできない。
そんな不気味なソフトバンク、Yahooを軸にしたMSとの提携予測も含め期待が膨らむ。


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