海外の禁煙広告をご紹介。
タバコを辞めようと思っている方は是非!
まずはニュージーランド。
コピーは
「2001年以降テロによる死者数は11377名。2001年以降タバコによる死者数は30,000,000名」
といった強烈なメッセージ。
もちろん死者数は単純に比較できないし、禁煙を啓蒙する団体に有利な数になっているだろう。
しかし、テロと比較することで、喫煙がリアルに怖い行為だということを感じることのできる広告だ。
次はルーマニア。
コピーは
「喫煙で毎日14,000人の人が死んでいます」
と、こちらも具体的な数字を提示している。
キャッチーなビジュアルとコピーは、喫煙が非人道的なことということを訴求しており、日本では考えられない広告である。
そして極めつけがオーストラリアの喫煙キャンペーンCM。
強烈すぎる映像であり、この映像が一般に放映されていることが半ば信じられない。
日本でも分煙化が進み、最近ではタクシーが禁煙化されたり、タスポの導入等、喫煙者にとっては肩身の狭い状況にはなってきている。
しかし、日本における喫煙率は男性で40%程度、女性で12%程度で、世界と比較すると男性の喫煙率はトップクラスらしい。
学歴が低く、低所得、失業中などの人において、喫煙率が高いことが統計的に裏付けられている中、先進国として残念な状況だ。
タバコを吸っている人が悪いとは思わない。
ただ、国民の健康を考えると、タバコを吸うことに対して国や善意な団体が警鐘を鳴らすことも大切。
日本での禁煙啓蒙と行っても、パッケージでの警告表示だけで、あとはマナー広告が中心だ。
どちらかというと、タバコメーカー側のデマーケティング手法。
禁煙を啓蒙することも、一つのマーケティング活動。
考えてみるのも面白い。
しかし、タバコを吸っている時には気にも留めなかったことが、辞めてから気になる。
そしてタバコが怖くなってきた。
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