2008年2月17日日曜日

Blu-ray Discの勝利に思うこと


東芝、HD-DVD事実上撤退へ・ブルーレイ勝利




遂に、Blu-ray Disc、HD-DVDの規格争いに終止符が打たれる時がきた。

今までは、量販店で、どちらを選ぶべきか迷っている人も多く、ややこしい状況が続いていた。
ただ、規格が落ち着けば、次はコスト争いになってくるであろうから、消費者はよーやく選択・購入の意思決定がしやすくなってくる。
オリンピック前に何とか決めたという感じか。

しかし、ハード分野で規格争いをしている主なメーカーは、ソニー・パナソニック・シャープ・東芝・日立などの日本の企業郡。
アメリカを中心とした企業郡は、ネットを中心とした世界で大きな変化を巻き起こそうとしているのに、日本企業は骨肉の争いをしていて大丈夫か。

今回の規格決定も、市場が選んだデファクトスタンダードなのかが疑問。
メーカー・コンテンツホルダーが主導になったデジュールスタンダードに近い気がする。

供給側の利権争いばかりに大きな投資がされている観があり、日本企業が得意としていたユーザー視点の物づくりや、新領域(市場)の開拓から離れていっているのではないか。

新しい市場が生まれている訳ではなく、結局、同じ市場内で新製品を投入して買い替えをさせているだけ。
頻繁に新しい規格を出されても何が正しいのか、どのタイミングでの購入が正しいのかが非常に不明瞭で、混乱してしまう。

もっと、ワクワクさせてほしい。


1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

また、ソニーの戦略勝ち。βビデオ・メモリースティックと一緒のような気がする。DVDデッキが出回ったから、利益を上げるのにどうしても必要なんだろうね~!消費者無視のいつものソニーなきがする。ソニー好きもいるかと思うけど、俺はそんなソニーが嫌いでソニー製品は買わないようにしてる。あと気をつけてるのが読売新聞(アンチジャイアンツの為)、トヨタ(大半が売れる車で良い車ではないと思う)、キリン(スポーツを前面応援してる風だけど、ただの広告。だったら、企業スポーツやればいいのに)、ドコモ(携帯普及し始めた時に怠慢だった)等のものにはお金は払いたくない。勝手な意見です。