2008年2月19日火曜日

3の倍数と3のつく数字はアホではない


世界のナベアツで有名な「3の倍数と3のつく数字」。

お笑いブームでマンネリ化した中、シンプルかつ大胆な画期的ギャグである。
実はこの面白さには、「3の倍数と3のつく数字」にヒントが隠されているのではないか。

「3」という数字は私たちにとって非常になじみ深く、奥の深い数字である。

まずマクロ的視点で言えば、地球は太陽系第「3」惑星である。
そして、色と言えば「光の3原色(赤・青・緑)」「色の3原色(マゼンダ・シアン・イエロー)」、
日本の権力分立は司法・立法・行政の「三権」、また裁判制度は「三審制」である。

さらに日本では3を1つにしてくくることが多い。
例えば、「御三家」「日本三大庭園」「日本三景」「三猿」「三種の神器」「3K(きつい・汚い・臭い)」、「3高(高身長・高収入・高学歴)」「三角関係」「三つ巴」「三色弁当」「黒い三連星」など。

ことわざ・慣用句では、
「石の上にも三年」「桃栗三年柿八年」「仏の顔も三度まで」「三日坊主」「三日天下」などがある。

スポーツ界では、
野球では「三冠王」(9人で行い3ストライク3アウト9回まで)、
サッカーでは「ハットトリック(3点)」、
バレーボールは「6人」、ラグビーは「15人」で行い、
バスケットボールでは「スリーポイントシュート」「3on3」、そして「3番」までが欠番、
プロレスでは「3カウント」でノックアウト。
メダルも金・銀・銅の「3つ」だ。

私が小学校の頃、道徳で見るテレビと言えば「さわやか3組」。
そして今年私は「30歳」。(ここまでくると既に的外れだが。。)
といったところか。

ちなみに、数字の各桁の和が3の倍数であれば、その数字も3の倍数となる。
例えば、“12,345”という数字は3の倍数か?。
これは、1+2+3+4+5=15で和が3で割り切れるので、12,345は3の倍数となる。
ついでに言うと、各桁を入れ替えても各桁の和は変わらないので、“54,321”も3の倍数となる。

「3の倍数と3のつく数字」、なかなか興味深い。


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