2008年2月7日木曜日

断腸の思い

少し遅い話題だが、、、
本日、松下からパナソニックに社名を統一したことに関して、新しい記事が出ていたのでチェックしてみた。


まず簡単におさらい。

松下電器産業は、社名とグローバルブランドを「パナソニック」に一本化すると同時に、グループ会社で「松下」「ナショナル」を冠する企業も「パナソニック」の名称に変更すると発表。そしてこれは2008年10月1日から実施するとのこと。

日本の松下、そして世界の松下が、社名を変えるというのは、個人的に大きな衝撃を受けた。

一般の消費者も松下電器と松下電工の区別や、パナソニックとナショナルの区別などあまり意識はしていないと思うが、確かに分かりづらかった。

しかし、歴史と伝統があり、これだけ「松下」というアイデンティティが明確な会社が社名を変えるというのは、よほどの決断だったに違いない。
そして社内の反発やネゴシエーションは計り知れないだろう。

ただ本日の記事を見ると、松下幸之助の一族については快く快諾しているとのこと。
変なプライドを持つのではなく、皆が幸せに突き進むために会社が一つになって一方向に向かっていることがうかがえる記事で、松下の力強さを感じた。

私も松下の社員の方を何人か知っているが、非常に愛社意識が高く、社内のチーム力も高い。
よく会社の様々な部署の方に会うと、「あそこの部署はねえ〜、、」と皮肉めいたことを言い合ったりもしているのだが、そんなイメージが松下には無い。

社員からすると、松下というブランドに憧れ入社し、会社のために邁進してきたのだから、思いもひとしおだろう。
でも外の私からみると、パナソニックに統一されて非常に分かりやすく、ブランド力も高まったと感じる。
経営的なことはもちろんだが、これから入社する社員にも「松下」のプライドを引き継いでいってほしい。

これからのパナソニックに期待!!

そんな松下電器、株価も上昇中!


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