ANA「旅割 REVIEW」

ANAが先日より、「国内線航空券のオンライン予約」を国内旅行のレビュー（ショー）形式で体験してもらうのキャンペーンサイト「旅割 REVIEW第2弾」を公開している。

全国47都道府県の各県を代表する合計47名の「旅ガール」を起用し、海辺や夜祭りといった『夏の旅行』をイメージさせるプロモーションビデオや、各都道府県情報にアクセスすると曲がれる全国の旅ガールからのコメントなど、旅行にまつわる情緒的な演出と、ユーザビリティに特化した予約フォームを常に表示することで、新たな顧客層にも旅への興味を持たせ予約に至るまでの一連の流れをシームレスにつなげるのを狙いとしているそうだ。
各都道府県のオススメ情報では、最新の「人気観光地」や「人気グルメ」、「人気お土産」などのベスト5をランキング形式で各地の旅ガールがご紹介し、“ANAならではの空の旅”を視覚的にアピールしたとのこと。

ユニークなのは、「昼バージョン」と「夜バージョン」のプロモーションビデオがあり、昼バージョンは水着やサマードレスで夏の海を楽しむ旅ガール達が、夜バージョンでは浴衣で縁日や花火を楽しむ旅ガール達を見ることができるので、異なるバージョンを見てみたいという欲求を喚起させている。
また、「旅ガール」のアクセスランキングもあり、ユーザーの参加性も持たせている。

しかしなによりも驚いたのは、映像制作に『踊る大捜査線THE MOVIE』や『ALWAYS 三丁目の夕日』などの映画製作で有名な「株式会社ROBOT」が担当していること。
相当予算が掛かっていそうだ。







ただ、多くの女性を登場させて色気を出している最近のWEBプロモーション定番のこの手法は、果たしてANAの目的を遂げる事はできるのだろうか。
女性同士が楽しそうに戯れる演出は女性同士の夏の旅行を視野に入れてのことだろうが、女性ユーザーはどのように感じているのだろうか。
ちなみに男性の私自身は本サイトを見て夏の旅行について全く興味喚起されない。
これでオンライン予約が増えるのかは疑問である。