I want Chu キスしたくなるくちびるコンテスト

ロート製薬が発売した女性向けのメンソレータムリップケア商品「オイルモイストリップ」のキャンペーンサイトがエロくて秀逸だ。
タイトルは「I want Chu キスしたくなるくちびるコンテスト」。

このコンテストでは、全国から応募された多数のくちびる写真のうち、1次審査を通過した写真をキャンペーンサイト上で掲載している。
その中からキスしたくなるくちびるを見つけて投票しグランプリが決まる。
グランプリに輝いたくちびるは、くちびるパーツモデルとしてバナー広告に後日登場する事になるようだ。
キャンペーン期間は投票締切が3月7日、結果発表が3月15日となっている。

さらにtwitterと連動しており、好みのくちびるを選び「このくちびるをチュぶやく」をクリックすると、選んだくちびるページのURL付きで投稿できる。
またハッシュタグでユーザーのツイート「みんなのチュぶやき」を見ることもできる。

さて、その「I want Chu キスしたくなるくちびるコンテスト」の特設サイトが素晴らしい。
もちろん美人時計や美女暦と同様のバズ要素の取り込みや、流行のtwitterとの連動は特筆すべき点だが、注目したいのが、エントリーされているくちびるをクリックすると“ぷるぷる”と動くところ。
この“ぷるぷる”表現は、昔よりエロ系ネタで使用されていた画像ぷるぷるソフトによるものだろう。
その画像ぷるぷるソフトを使用し、商品である、「保湿力」「ツヤ唇」を特徴とした美容液オイルリップを多種多様の唇で見事に表現しているのだ。
プロモーション映像やゲームとは異なる動的表現で3D的に質感が創出され、商品を使用したイメージがすぐに想像できる。

ただ話題性もギミックも素晴らしいのだが、女性向けの商品なのに「キスしたくなるくちびるを見つけて投票」という男性向けのキャンペーン構成と、“ぷるぷる”表現によるエロティシズムなサイトづくりは、疑問ではある。