2009年3月14日土曜日

【BOOK REVIEW】徹底抗戦

徹底抗戦 (著)堀江貴文



ライブドア元社長の堀江氏がライブドア事件の真相と自身思いを書き下ろした本。
ホリエモンのブログにて出版されるのを知り、今週3月10日の発売時にすぐ購入。

ホリエモンについてはメディアやブログでの言動しか知らないが、常々至極正当な内容を本音で吐露している印象を受け好感を持っていた。
そもそも各メディアで叩かれているのは、日本特有の出た杭は打つの典型的なパターンだと思っている。

そんなホリエモンの書き下ろしだけに、端的に正直な気持ちが綴られている。
何が正しいのかは分からないしホリエモン教でもないが、メディアが報じる事や正義と言われる検察よりも、ホリエモンの本の方が信じられる。
ある程度は感じていたが、読み終えて日本の司法制度やメディアに対してさらに憂いを覚えた。
妥協も観念もできる中、徹底抗戦を選んだホリエモン。
気概や突っ張りだけでは大人の世界で生きていけないのかもしれないけど、正しい事を正しいと主張することは決して間違えていない。
ホリエモンを応援したい気持ちが更に高まった。

本書はホリエモンの気持ちを綴った本だが決して偉そうな事は書かれていない。
ホリエモンを好ましく思っていない方も一度手に取ってほしい。
特に男性諸氏に読んでほしい一冊。


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