2008年6月6日金曜日

引き続きiPhoneについて


前回に続き“iPhone”について。


2008年中にソフトバンクから販売されると発表されたが、詳細については語られていない。
そこで本ブログでBookMarkしている“Life is beautiful”にて興味深い内容がエントリーされていたのでご紹介。

●今回のリリースがAppleではなくソフトバンクからアナウンスされたのは異例。
●「独占的」と言っていないということは、Appleが独占権をソフトバンクに与えておらず、ドコモともまだ交渉しているのでは。
●Appleがイノベーションはデザインやスペックではなく、「単なるデバイスの調達先」でしかなかったデバイスメーカーがキャリアのビジネスに口も手も出している点。
●具体的にはiPhone向けの料金体系に口を出し、売上の一部をレベニューシェアとして受け取っていること。これが前代未聞のスキーム。

ソフトバンクは「yahoo」「yahoo BB」と各マーケットでトップシェアを奪ってきた。
今までのモバイル業界の常識を破り、iPhoneと協業していく道を選んだソフトバンクはイノベーションを起こそうとしている。

電波は公共性があり総務省が管理している手前、官僚畑出身の上層部が多いNTTとKDDIは政治的な強みを持つ。
しかし無線LANが搭載され通信速度が上がることで、インターネット同様電話もネット回線によるIP電話化することで、政治的なしがらみから解放されることになる。
そしてそこには、新しい市場が生まれることになるのだ。

通信端末としての携帯電話の在り方が変化していくのと同時に、ビジネスのスキームも大きく変化しようとしているモバイル事業は数年後には業界地図が大きく変わっているであろう。

その中、ドコモは5年振りに社債を発行。その額なんと800億円。
巨大企業ドコモもキャッシュフローに苦戦している模様。

そしてソフトバンクは週末からリリーフランキーさんとのコラボモデルを発売。
企画性に富みチャレンジ精神の高いソフトバンクに好印象だ


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