今話題になっている、“食”のドキュメンタリー映画をご紹介。餃子の事件とも重なり、ロングランとなっている。食材への関心が高まる今日、現実を見つめる良い機会。予告編を観るだけでも自分の無知を感じ衝撃を受ける。■『いのちの食べかた』
知らぬが仏とはこのことか。
この映画をみたら、数日間は肉が食べれないかもしれない。。
是非機会があったら観にいったいただきたい。
現在日本の自給率は数%で、ほとんどを海外からの輸入に頼っている。
異常気象や自然災害によって食材の収穫は変動する上、日本の経済成長も停滞して円の価値も下がっている今、食材を海外に頼っているのは非常に怖い。
外交問題でも食料を盾にされてしまう危うさがある。
そして原油高に加え、アメリカが食材をエネルギーにかえるバイオマスエタノール政策を推進していることで、小麦やトウモロコシ等が高騰。
これらは家畜の餌にもなっているので、家畜の飼育にも大打撃を与えている。
ある地域ではトウモロコシを主食とし、食糧難になっている一方で、エネルギーへの投資として食料を投資しているという矛盾。
食材の行程事実から目を背けるのではなく、事実を認識した上で自分なりの判断の元、食を考え選択を行うことが大事。
また、身の回りのことを当たり前として受け止めるのではなく、疑問を持ち意識することが大切ということを教えてくれる。
0 件のコメント:
コメントを投稿