2010年3月19日金曜日

世界の衣料品専門店大手の2009年度通期決算



世界の衣料品専門店大手の2009年度通期決算が発表された。

売上高1位は、スェーデンのH&M。
先進国と新興国の双方で旺盛な出店を続け売上高は右肩上がり。
1年で250店舗を純増させ、今期も240店の純増を見込んでいるとのこと。

2位はZARAを展開するスペインのインディテックス。
こちらも大量出店をしているそうだが、H&Mには及ばない。
しかし進出国は74ヶ国とH&Mの37ヶ国を圧倒している。
生産拠点が多く、企画・生産・販売までを数週間で完結するそうだ。

3位・4位はともにアメリカの企業。
ギャップもリミテッド・ブランズもリーマンショックの影響か、アメリカでの店舗閉鎖などが響いているようだ。
またグローバル化の遅れが響いていると指摘されている。

そして5位にユニクロのファーストリテイリング。
日経産業地域研究所の「ファッションブランド意識調査2010」による好きな衣料品ブランドのランキングは、男性はバーバリーがトップで2位にユニクロ、女性ではユニクロがバーバリーを抜いてトップとなっている。
まさにユニクロがトップブランドになっていることを象徴している。


今後もSPAの手法で、需要が見込める中国やインドなどを席巻していくことが予想される。
ただ衣料品は流行やトレンドも非常に重要な要素であり、SPAによる効率化や大量出店による規模拡大のみにとらわれては失敗する。
ユニクロのように、地域カルチャーとの共存やファッションスタイルの提案など、常に革新的な取り組みに期待したい。


1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

From an industrial design standpoint, the iPad is an exercise
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device hello, iCloud, but if it walks away, it takes the good
luck with it. farmacia on line doesn't protect against HIV or sexually transmitted diseases, leading to death in some cases.

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