2009年3月15日日曜日

ロックなXと聖闘士星矢ペガサス幻想

「X JAPAN」がもめている。
世界ツアーの韓国公演が延期になったそうだ。


延期とか遅延とかいつものことだが、もめている内容はかなりシビア。
ベースのHEATHが所属事務所と契約上のトラブルになっていて脱退もあるとの事。
また、トラブルのためバンド活動ができない状態で、しばらくは活動を休止せざるを得ないとし、5月に予定していた東京ドーム公演も危ぶまれている。
ここまでくると、40歳を過ぎてもロックだなと素直に感嘆してしまう。
昔から変わらないスタイルが素敵。

そんなニュースを見ながら、たまたまBGMで流したCDが30代向けベストアニメコンピレーション「みんなアニメが好きだった」。
一通り聞いてみて懐かしさを覚えたが、その中で衝撃が走った曲があった。

それは聖闘士星矢の主題歌「ペガサス幻想」。
子供の頃は全く気づかなかったが、曲調は完璧なロック。
いやむしろハイトーンボイスとギターリフとストリングスを入れた泣き調はメタルといって過言ではない。
イントロはアルフィー「星空のディスタンス」を彷彿させ、ギターリフのAメロからサビに向け泣きの旋律が続く。
そして、サビではフロアタムの連打とクラッシュシンバルの嵐となり、曲が終わると思いきやギターソロに突入しちょっとした早弾きタイム。
本当に感動した。

とても気になり、すぐに演奏しているバンド「MAKE-UP」を調べてみて再度驚いた。
なんと、日本を代表するロックバンド「LOUDNESS」の前身のバンド名であり、その名を譲り受けたバンドだった。
要するに「LOUDNESS」の弟分と言う事だ。
またハイトーンヴォーカルの「NoB」は、「X JAPAN」のギターリストPATAのバンド「P.A.F」で共に活動していたという事実。

奇しくも「X JAPAN」のお家騒動のニュースを見ながら発見してしまうのにも縁を感じてしまう。
ドラゴンボールの主題歌を元「LOUDNESS」の影山ヒロノブが歌っている事といい、アニメとハードロックの奇妙な関係だ。









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