2009年4月8日水曜日

腑に落ちない日本の国防事情

メディアは週末から今週に掛けて、メディアは北朝鮮テポドン2のニュースに席巻されている。
ここぞとばかりに、誤報やミサイルの仕組みなど、各局視聴率稼ぎに躍起だ。

今回の打ち上げは、イランやロシアにミサイルを売り込むためのプレゼンだったのでは?とか、日本の国防意識を東北エリアに集中させることで九州エリアの警戒を弱め、北朝鮮から麻薬や銃などを日本に輸出するためだったのでは?など様々な憶測が飛び交っている。
そもそも北朝鮮にとって日本は眼中にないのかもしれない。

そして今回、迎撃ミサイルPAC3が野球場に迷い込んだり、誤報の連続だったりと、日本が勝手にジタバタしている感は否めない。
誤報の連続により、迎撃ミサイルPAC3は発射情報後に確認時間の5分間はシステムが作動しないようになっていたなど、笑えない話しもある。

そんな、踊らされたいたと言うか、勝手に踊っていた日本の防衛省だが、実は日本の防衛費はアメリカ、中国に続いて世界第3位。(
国別防衛費
この統計は世界屈指の軍事大国ということを示している。

我々が思わなくても、諸外国はそう見ているはずだ。
今年も1機あたり22億円する戦闘機をアメリカから数十機購入する予定だったようだが、現在の金融危機でアメリカも財政難のため製造が中止され、ペンディングになっているそうだ。

戦争放棄のはずだし、また仕事の無い国民は大勢いるのに、不可思議な話しである。
日本の国政システムが縦割りで、省庁ごとに法や条例を決めたり、税金である予算の使い方も決めているからなのだろうが、腑に落ちないのは私だけではないはずだ。


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